見出し画像

卒業式に潜む、ある「真実」について

卒業文集ということで、今回は卒業式に関する、ある「真実」をこの場で伝えさせていただきたいと思います。
卒業式と言えば、教育課程を修了した学生たちが、新たな活躍の場へと羽ばたくにあたっての区切りの場であり、おめでたい式典であるので、祝意を示すためにも来賓の方々が駆けつけてくれますよね。今回はここがポイントなのですが、皆さんも一度は疑問に思ったことはないですか?

「県知事、欠席多くね?」


これが今回の肝なのですが、もちろん、どこの都道府県内にも、無数に教育機関があるわけで、一つの学校だけに構ってられる訳ではないのは承知の上ですが、あまりにも来なさすぎではないですか?と。皆さん一度は見たことがあるでしょう。来賓席「知事◯◯」と書いてある席のところに、あまり顔見知りのないおじさんが座っているところを。こういうことを考えたことはないですか、「知事が来てくれないのは、多分ウチの高校がパッとしないからなんだろうなあ」と。これはその高校の学生たちの自己肯定感の低下を招いており、由々しき問題と言えるでしょう。県内でたった一つの学校以外は、皆平等に知事が来ないわけで、来なかった高校の生徒は皆等しく、自己肯定感が下がるわけです。もし、この仮説が真実なら、この問題を放置していることに、皆さんは憤慨することでしょう。しかし、実はそうではないのです。実はこの問題の裏には、ある大きな「陰謀」が眠っていたのです。
それは…

どこの都道府県にも「知事」が存在しないと言うことなのです!


いきなり話が飛躍してしまいましたが、この仮説について、はじめから一つずつ解説していきたいと思います。
まず、知事が卒業式を欠席することが多い、というところについて。これ、皆さん思いませんか。「結局一つの学校しかいけないのだから、その学校一つに絞ってしまえば他の学校に欠席と書かずに済むのでは?」まさにそのとおりだと思いますが、ここに、皆さんに真実を気づかせないための「目眩まし」が潜んでいるのです。そう、まず「欠席」と書いていれば、「ああ、知事は別の学校に出席しているのだな」とこう思うことでしょう。事実、わたくしもずっと、こう思い込んでおりました。ここにズレがありました。知事は自分たちの学校にだけ出席できないのではなく、そもそもどの学校にも‘’出席できない‘’のです。それが何故かと言うと

「存在していないから」

です。
これに、皆さんはまず言いたくなると思います。「テレビとか、選挙の時に知事見たことあるけど…」これは当然の意見だと思われます。ここにも皆さんを錯覚させる「ウソ」が仕込まれているのです。皆さんに聞きたいのですが、この中に知事と「直接」接触をした、という方はいらっしゃいますでしょうか。おそらくいらっしゃらないのではないでしょうか。皆さんが見ていた「知事」は全て、何らかの媒体を経由してご覧になられているのです。テレビはもちろん、選挙の時もポスターか、選挙カーに乗って演説しているところしか見たことがないのではないでしょうか。あの、ローカルテレビで放送されていたり、ポスターに描かれている知事は全てAIで生成されたものなのです。知事の髪型がいつみてもポスターと変わっていないのは、AIで生成されたものであるという裏付けなのです。演説をしている時のはどう説明するんだ!と思われた皆さん、「選挙カー」、あれはホログラムを生成するための専用のものです。

選挙カー←ホログラムなのです


選挙演説のとき、皆一様にスピーカーを用いているのは、決して声が通りづらいからではありません。そもそも「肉声」というものが存在しないからなのです。
お分かりいただけたでしょうか。ここまでは、「知事が存在しないこと」の根拠を述べさせていただきましたが、皆さんが疑問に思っていることがあると思います。そう

「なぜ知事は存在しないのか」

それはですね、ある‘’組織‘’が関わっています。この、今の日本の世間体では、都道府県の管理はその土地の自治体が行っており、その上に国の機関があるわけですが、現状は、その間、というか都道府県の自治体が管理していると思われている部分に、その「組織」がはびこっているのです。もう少し話したいのですが、ここでその「組織」の名を言うのは憚られるので、今回はここで締めさせていただきたいと思います。詳細を知りたい方は0120-444-444までご連絡下さい。

(終)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?