今週の、いちばん。1(2014年)

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ノート

今週の、いちばん。第25回/アイデアは、「他人」がいるから磨かれる。

仕事で取材をすることはよくあるけれど、今回のように取材を受けるのは珍しい。
すでにフェイスブックにも書いたけど、昔から付き合いがあったライターさんにインタビューされた記事が、今週アップされたのだ。

「人間図鑑のページを増やしたい」若者の飲み会離れが進む中、月15回飲む編集者に聞いた飲み会の効用

某キュレーションサイトにピックアップされたとかで、すでに1万4000PVにもなっていて、驚いている。

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今週の、いちばん。第24回/「わかる」と「かわる」は、全然違う。

「普段どんな本を作ってるんですか?」
編集者だと自己紹介をしたあとに、しばしばされる質問だ。
僕の場合、一番スタンダードな回答は「ビジネス書」だろう。
でも、相手によっては、「自己啓発書」とか、「話し方や時間の使い方といった、仕事のスキルアップの本」とか、多少表現を変えて答えている。

ただ、僕の中で、一番しっくりくる答えは「人が『変わる』ための本」かもしれない。
読者対象は主にビジネスパーソンだ

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今週の、いちばん。第23回/「全部、ひとり」は、やっぱりつらい。

「ひとり暮らし」と「フリーランス」は似ている。
と言ったら、フリーランスかつ、ひとり暮らしの人から色々ツッコミが入りそうだけど、そこはひとまずお許しいただきたい。

「ひとり暮らし」も「フリーランス」も基本は「全部、ひとり」でやることだ。
生活、あるいは仕事の自由度は高いけど、その分、自分ひとりでうまく回す必要がある。
ちょっと体調を崩したときでも、忙しさでてんてこ舞いのときでも、全部ひとりで色々

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今週の、いちばん。第22回/「物語」でしか、救われない人がいる。(早見和真『イノセント・デイズ』という名のお守り)

人生には、多分、一生忘れられないだろう言葉がいくつかある。
その多くは、文章にするだけでもつらい言葉だけど、あえて書く。
「私はべつに、あなたなんか生みたくなかったのよ!」
僕が中学か高校のころ、口論をしていた母の口をついた言葉だ。

僕は早くから父がいない家庭で育った。
両親が別れて、母に引き取られた僕は、本来なら女手一つで育てられていることを感謝すべきだけど、実際はそうはいかなかった。
母子家

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今週の、いちばん。第21回/「心配」しても、「結果」は何も変わらない。

ここ数日間、天気予報とにらめっこする日が続いていた。
というのも、8月最後の日曜日に、鎌倉で海水浴をする予定があったからだ。
結構前に、IT系の友人と「なんか、夏らしいことしたいよね」と企画したのだけど、連日あいにくの雨模様。正直、気が気じゃなかった。

ただ、ここまで「敗戦」の色が濃いと、むしろ吹っ切れたりもする。
友人と相談して、雨だったら鎌倉散策に切り替えようと、代案を準備し始めた。
また

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