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【染めの花#025】ユリをルビー色に染めてみた

こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。
今回はユリを赤く染めました。

■真っ白なユリを

■赤く染めた

しっかりと赤く染まった
芯の先まで赤くなっている
ユリの花は優美なイメージがあるけど、
裏から花の根元を見るとしっかりしている。
大きな品種としての強さも感じる。

■染めの話

ユリはこのほかに、鉄砲ユリも染めたことがあるんですが、
染まり方は似た感じ(メッシュ状)でした。
色の好みもあると思いますが、染まり方にも好みが分かれそうです。

大きい花なので、染めるのに時間・手間がかかることもあるでしょうし、
花屋でもユリの染めは見たことがない気がします。

水を吸わせて染めるので、花だけでなく茎・葉も同じく染まるので、
どうしても瑞々しい緑色ではなくなってしまいますしね。
染める色によっては枯れたように見えてしまったり、
あまり気持ちが良いとは言えない色味になってしまうこともあります。

花の染めは下手にやってしまうと、
「余計なことをして花を台無しにしてしまった」感に苛まれます。
やはり生きているものに手を入れているわけなので、
花に対する敬意は常に持ちながら扱わねばと思ってます。

■染めから4日後、蕾が咲いた

後から咲いた花ほど、染め色が薄くなってきます。
日ごとに姿が変わっていくのを見るのはおもしろい。

このあと、てっぺんの蕾まで咲きました。
その頃には下の花や葉はだいぶ傷んできてしまうので、
徐々に取り除いていくと最後まで綺麗に飾れます。

花持ちの良さもユリの魅力のひとつですよね。
大きくて生命力もあるのに、花は優美で香りも良い。
好きな人が多いのも納得。

■ユリの染めはこちらでもやってます↓

ユリの種類が違うので、色だけでなく形も違う雰囲気です。
よかったら見てやってください。

今回は以上です。
見てくださってありがとう!

■記録

・花:ユリ

・染め液:パレス化学 切花着色剤ファンタジー
・レシピ:
 ・ルビー
 ・水切り時間:2時間
 ・染め時間:4時間

・レンズ:SIGMA 56mm F1.4 DX DN | Contemporary 018
・カメラ:FUJIFILM XE-4

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