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珈琲屋のかき氷

珈琲とおやつのタコのまくら。

昨年から、夏はかき氷屋をやっている。

島の人に「かき氷」やってますと言うと、たいていの人はお祭りで売られているようなジャリジャリの氷に色鮮やかな赤や黄、青いシロップがかけられた定番のかき氷をイメージするようだが、うちでは子どもでも安心して食べられるように、氷ふわふわ、シロップ手作り系の優しい感じのかき氷を作っている。

(あのベロが青や赤に染まる系のかき氷も嫌いじゃないですけどね(笑)僕もそうだったけど、むしろ子どもはあっちの方が好きかも)

うちのかき氷の基本のシロップは、奄美諸島で栽培されたさとうきびを100%使って作られる素焚糖というミネラルと風味が豊かなお砂糖と、お米と麦芽からつくられる芳ばしくて優しい甘さを持つ米飴をブレンドして作っている。

なので、ただの砂糖水とは違い、この基本のシロップだけを氷にかけて食べても、芳ばしくておいしい。

この基本のシロップ、つややかな黄褐色をしているので、うちでは「べっこう」と名付けている。

通は「べっこう」にあんこ(これまた手作りしてます)のせがおススメ。

そして珈琲屋ならではのかき氷はやっぱり「珈琲ミルク」。

ミルクに相性のよいうちのカフェオレブレンド「メルティーマウンテン」で淹れた珈琲を使って作った珈琲ゼリーと手作りの練乳がたっぷりと氷の上にかかっている。

ちょっとゆるめのとろりとした珈琲ゼリーとしゃりっとした氷の食感が口の中で二重奏を奏でる(笑)

ホット珈琲を飲みながら、珈琲ミルクかき氷を食べるなんていうのも、なかなか良い。

冷えた胃を温かい珈琲が中和してくれる(笑)

他にもオススメの氷があるのですが、それはまた次回。

氷は9月中旬頃までやっています。

営業日は通常営業よりも少し増えて、水曜日から土曜日の11:00〜16:30です。

ぜひヒンヤリしに来てください!

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