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僕たちは、何のために書くのか?

「なんか全然話逸れるんだけど、この前図書館行ってこれが目に入って・・・」と、送られてきたLINEの写真には、図書館の本棚の写真が。

「一体どの本のことだろう?」と思ったが、僕がオンラインサロン内でコメントした文章の写メも送ってきてくれた。
それをみて、きっとこの本だろうと、「読んでみます」と返信して、僕は後日この本を手に取った。

『読みたいことを、書けばいい』 田中泰延著
(もし、違う本のことを言っていたらごめんなさい!!笑)

そんな友達から直感でおすすめされた一冊! 中身の感想があったわけではなく、そもそもどの本かという指定もなく! でも、今実際にこの本を読んでいる。
そういうことをきっとこの星では巡り合わせと呼ぶのだろう。

早速手に取って読んでみると、「はじめに」のところから、強烈だ。
「あなたはゴリラですか」そんな小見出しがある。
でも、この後読み進めるとわかってくるが、このチョイスが最高だ。この後に続くゆるい文体の中にもシャープなボケとツッコミ。ここで何を選ぶかだけでもユーモアのセンスを感じる。きっと面白い本だ、と思い込まされて、まんまと読み進めてしまうことになる。

読んでみようと思ったきっかけは友達にすすめられたから、ではあるものの、元々、僕は小説、エッセイなどを「書く」中で、だれのために書くのか? なんのために書くのか? というのを迷い続けてきた。
確かに自分が書きたいテーマみたいなものはある。でも、だれかのために書こうと思うと、なんだか文章が嘘っぽくなる。いつの間にか、見栄やプライドのために格好つけてしまおうとしているのか、批判されて傷つくのが嫌だと思うのか、その時の書きたいと思った衝動をそのまま書くことができなく、なんだか文章になった頃には、熱湯だった情熱は、ぬるま湯のようなものに変わってしまうのだ。

だから、一旦、だれかのために書くというのをやめよう。じゃあ、なんのために書くのか?
それは自分のためだ。自分のために書くと決めた時に、まさか、「自分のために書きなさい」という本に出会えるなんて、人生は不思議なものである。
きっとこの星では、それを巡り合わせと呼ぶのだろう。

そして、「自分のために書いたものが、だれかの目に触れて、その人とつながる。孤独な人生の中で、誰かとめぐりあうこと以上の奇跡なんてないと」と著者は言う。
そう、自分のために書くことできっと奇跡は起こるのだ。
僕が住んでいる星は、思った以上になんだかとてもイカした星のようだ。

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