Takufilms

映画の感想をしたためております。 解説や批評は出来ませんが、良い文章書けるように頑張り…

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映画の感想をしたためております。 解説や批評は出来ませんが、良い文章書けるように頑張ります。 気楽に読んでください。 海辺で猫と暮らしジャズをたしなみます。好きなおにぎりの具は高菜。 とプロフィールに書くと充実して見えるとnoteのYouTubeで紹介してたので書いておきます。

最近の記事

【映画/感想】『パレード』#5

お疲れ様です。 見ていただきありがとうございます。 最近まったく書いてなかったですがFilmarksにまとまりきらなかった作品があるので久々に書いてみようと思います。 駄文ですが最後までお付き合いいただければ幸いです。 藤井道人×NetFlixというタッグの作品です。 本作の感想は製作過程を知る前と後で大きく変わってしまいました。 出来れば鑑賞した人にはマイケルという人物がどれほど大事だったのかを理解して欲しいなと思い書いております。正直自分も長いなと感じながら鑑賞してい

    • 【映画/感想】『ほつれる』#4

      お疲れ様です。 見ていただきありがとうございます。 鑑賞直後はよくわからなかったけど、何故かずっとその映画を考えてしまう作品がありまして、それがもうアマプラに来てました。 てなわけで『ほつれる』という映画の感想です。 監督の加藤拓也さんはForbes JAPANの「30 UNDER 30」という世界に誇る30歳未満の日本人に選ばれている凄い人です。 【物語】主人公である綿子(門脇麦)と文則(田村健太郎)の関係は冷めきっており、綿子は木村(染谷将太)に惹かれていく。 その

      • 【映画/感想】『市子』#3

        お疲れ様です。 見ていただきありがとうございます。 12月って傑作邦画が公開される確率高い気がする。 今年も例に洩れず出逢う事が出来ました。 2022年は『そばかす』に、そして今年は本作に出逢う事が出来ました。 以下ネタバレ含みます。 鑑賞前に見たくない方はお気を付けください。 では、どの辺りが刺さったのかを書いていこうと思います。 【余白】圧倒的に”余白”の使い方が見事な作品でした。 市子の痕跡だけを示して、姿は見せない。 「ここに彼女がいたのかも」と疑わせる事

        • 【映画/まとめ】好きな今泉映画を語りたい。

          お疲れ様です。 見ていただきありがとうございます。 もう更新ペース落ちてる。 読んでもらえるnoteがマジでわからない。 試行錯誤しながら書いてはいるけどマジでわからない。 だからもう気にせず好きな事書くことにします。 一番好きな今泉監督作品を。 映画観るようになって初めて監督を追いかけるようになったのが今泉監督です。 映画にするほどでもない何とも言えない空気感を観た時に 「この監督変だ」 と思ったら気付いたら沼にはまっていた。 そんな沼の住人が好きな作品をつらつら

        【映画/感想】『パレード』#5

          【映画/感想】『正欲』

          【正しい欲】様々な欲望が垣間見える映画でした。 そして登場人物でも小児性愛者で性的暴行を加えていた矢田部以外は間違った倫理観で動いていないと感じました。 しかし誰一人として幸せになることなく終わる不思議な映画。 欲求を満たすことが果たして正しいのか。 気になったポイントごとに感想書いていきたいと思います。 ①佐々木/桐生 学生時代に何となくお互いが同じ嗜好である事を感じ取っていたこともあり、大人になって再会してから秘密を打ち明け、共存する事になる。 欲を曝け出すとこの

          【映画/感想】『正欲』

          【映画/感想】『ひらいて』

          noteの更新再開にあたりどんな作品にするか悩みましたが、せっかくなら自分が好きでNetflixで最近配信が始まった作品にしてみたいと思います。 『ひらいて』という作品です。 今まで観てきた映画の中でもトップクラスに僕が好きな作品です。 おそらく同じ作品を上げる人は少ないかと思います。 どの辺りが刺さったのかを書いていこうと思います。 【歪な恋愛映画】 メインキャストは山田杏奈、芋生悠、作間龍斗。 これだけ聞くと三角関係のキラキラJK映画みたいですが全く違います。 も

          【映画/感想】『ひらいて』

          2回目のご挨拶

          【はじめに】 はじめまして。Takuと申します。 noteを始めるにあたってのご挨拶したいと思います。 始めるにあたって~と書きましたが実は2回目です。 半年くらい前に挫折してます。 しかし、自分の中でまた始めたくなり、もう一度頑張ることにしました。 【なにもん】 20代の社会人です。 「恋人は?」「結婚は?」「1人で楽しいの?」「子どもほしくないの?」 こういった言葉を投げかけられる事が異常に増えてきてビビっているくらいの年齢です。 【noteをはじめた理由・目的

          2回目のご挨拶

          マジのガチの飯テロ映画

          映画館でビビりながら楽しめました。 予告の不穏な空気そのままに、レストランや出てくる料理が何やら不穏で、、、 某アーニャはピーナッツが好きらしいですが、アニャは一体何が好きなのか。 本作、ネタバレ見ると中盤からの展開が楽しめなくなるかと思いますのでご注意を。 以下、ネタバレ全開で感想書いていきます。 ---------------------------------------- 「お前らわかった気になってんじゃねえよ!」 「ズブの素人がわかったようにごちゃごちゃ言ってん

          マジのガチの飯テロ映画

          【岸辺露伴、動きます。】

          『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を観てきました。 漫画の『ジョジョ』『岸辺露伴は動かない』どちらも読んだことはありませんが、全然問題なく楽しめました。 ドラマは観ており、とても面白かったのでハードル上げまくって行きました。因みにドラマ版は見なくて大丈夫です。 岸辺露伴というキャラクターがどういう能力をもっているかさえ知っておけばOKです。以下ネタバレ全開で感想書きますので見る時はご注意を。 「今、心の扉は開かれる」 ------------------------------

          【岸辺露伴、動きます。】

          バスケ部だったのに頑なにスラムダンク読まなかった人間が『THE FIRST SLAM DUNK』を鑑賞して

          原作、アニメ共に未読。 中高バスケ部だったのですが、読んだことも見たことも無かったです。 「あひるの空」や「黒子のバスケ」も読まず、もはやバスケ嫌いなんじゃないかと思うほどバスケ漫画に興味がありませんでした。 周りの部員からは「見ない意味がわからん」と言われ続けた学生生活でしたがようやくその意味がわかりました。 なんとなくキャラと学校名聴いたことあるくらいで鑑賞しましたが、爆裂に面白かったです。 鑑賞後、読んだことある友達に色々情報補足してもらって、本作が如何にすごいのか

          バスケ部だったのに頑なにスラムダンク読まなかった人間が『THE FIRST SLAM DUNK』を鑑賞して

          TAR/ター

          【何もかもコントロールしていた者が、何もコントロール出来なくなるとどうなるのか】 やっと鑑賞出来ました。 絶対にガラガラやと思ってギリギリに言ったらほぼ満席でした。 上映時間が約2時間40分と長尺である事、前半の感じを見てかなり不安になったのですが、後半で一気にまくってきました。 「面白い!ぶち上がる!」という感じではなく色々と考えたくなる感じの映画でした。 冒頭記述した通り、前半は指揮者として何もかもコントロールしているターを中心に描かれます。 世界有数の指揮者であり、