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住まいの快適性・動線計画

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#注文住宅

「子育て」と「柔軟性」を考えた家づくり

「子育て」と「柔軟性」を考えた家づくり

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。

本日は、ブログ記事を更新しましたのでそのお知らせです。
↓↓↓

子育てしやすい間取り・家づくりのポイントを解説!

「子育てしやすい」をテーマに、5つのポイントについて解説しています。

ただ、考え方として「子育てしやすい」とは言いつつも、さらに先を見据えて「将来的にも使いやすい」という目線が必要だと思います。

子育て世代の家づくりでは

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災害に強い家をつくる秘訣?

災害に強い家をつくる秘訣?

こんにちは。

一級建築士のtakumiです。

家づくりでは、災害に対する対策も大切な要素です。

今回は、災害時における「避難」について、解説したいと思います。

いくら耐震性が抜群でも、火災の発生では避難性が遅れることにより、危険な状態になることもあります。

◆「二方向」に避難ができるか避難について、基本的には1階も2階も「二方向避難」が必要です。
(※法的には戸建て住宅は二方向避難までは

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「プライバシー」が無い住まいがとっても多い!

「プライバシー」が無い住まいがとっても多い!

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。

住まいの「プライバシー」に関するブログ記事を更新しましたので紹介させて頂きます。

家づくりでは、温熱環境や動線計画に重きを置きがちなのですが、このプライバシー性というのも、とても重要なポイントなんですね。

ブログ記事でも書いていますが、家づくりにおけるプライバシー性には二種類あります。

「家族間のプライバシー」と「屋外・隣家とのプライ

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「住んでみたら狭かった」を無くすには?

「住んでみたら狭かった」を無くすには?

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。

注文住宅で「特に注意すべきこと」
として覚えておいて頂きたいことがあります。

それは、スケール感というものです。

スケール感というのは、家づくりでは幅や高さ、奥行き感といった長さの感覚ですね。

これを見誤ると「狭かった」、「家具が入らない」といった不具合に繋がり、後悔することになります。

私のお客さんからお聞きした失敗例では、こんな

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間取りでは通路幅を心得ておくこと!~家づくりの失敗は「イメージ」と「実際のスペース感覚」の違い

間取りでは通路幅を心得ておくこと!~家づくりの失敗は「イメージ」と「実際のスペース感覚」の違い

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。

家づくりを進める上で、身につけなければならない「幅の感覚」があります。

特に、通路幅はメジャーなどで確かめておかないと、

「あれ?こんなに狭かったの?」

ということになってしまいます。

まず、基本的なところですが、設計図にある寸法線は柱や壁の「芯」を指す数値ですので、「有効寸法」というのは少し小さくなります。

◆メイン通路の幅廊下

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夫婦で進める家づくりの形

夫婦で進める家づくりの形

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。

夫婦で家づくりを進めると、住まいに対するそれぞれの価値観が見えてきます。

もちろん、その価値観が異なることも多いもの。

家づくりは、そんなお互いの価値観の違いを認識して、「すり合わせる」ことが大切な作業となります。

◆とことん夫と目移り妻家づくりのフォローをしていますと、家づくりに関してはご夫婦のどちらかが決定権を握っていることが多い

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