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犬を飼ってしばらくしてから犬アレルギーが発覚し,それがぜんそく発症の原因であった話.①


初めてのnote

初めてのnote投稿です.どうぞよろしくお願いします.

簡単な自己紹介

大谷拓己(おおたに たくみ)と申します.
2023年11月現在,慶應義塾大学 政策・メディア研究科 修士一年の24歳の年です.
所属は仰木裕嗣研究会で,スポーツ工学を専攻とし,3Dプリンタをよくいじっています.
自己紹介は,簡単にこれくらいで良いでしょうか.

2023年はおもろい年です

2023年は,なかなか面白いです.
私自身は春から大学院生となりまして,学部卒業旅行は小学校同期とヨーロッパを巡ったりしました.
また,野球好きなのですが,慶應高校が甲子園優勝,慶應大学も六大学で秋季リーグ優勝.そして何より,岡田監督率いる阪神タイガースが38年ぶりの日本一ということで.甲子園で行われた第四戦,大山選手がサヨナラタイムリーを放った日には10年ぶりくらいの甲子園球場での観戦もできました.
先日は,名城大学で開催された日本機械学会SHD2023にて自身初の学会発表をしてきました.
厄年とは思えぬ楽しさであります.
厄年といえば,浅草寺でおみくじを引いたら人生初の凶を引きまして.どうやら30%くらいの割合で凶が入ってるらしいですね.何が嬉しくてそんなことしてるんでしょう.

我が家と犬アレルギー

タイトルの「犬を飼ってしばらくしてから犬アレルギーが発覚し,それがぜんそく発症の原因であった話.」とは,主に私の母に関する話になります
私の話もそこそこ含みますが.

犬を飼った流れ

犬を飼い始めたのは2012年の7月頃だったと思います.犬種はポメラニアンです.
当時中学一年生だった私が部活から帰ってくると,ペットショップにオカヤドカリを買いに行ったはずの姉,母から突然「わんちゃんに内金を入れてきた」と言われました.
オカヤドカリは,確かKAT-TUNの中丸くんが飼いやすいことが魅力としてテレビで紹介をしていて,飼おう!という流れになっていたはずです.
しかし,ペットショップにはオカヤドカリはおらず,たまたま居たポメラニアンに一目惚れしたとのことでした.
結局そのまま勢いで飼うことになりました.可愛いんですよね,これがまた.

愛犬 11歳

飼い始めた当時は私は13歳,姉は17歳で,現在はそれから11年経っているので私は24歳,姉は28歳,愛犬は11歳です.
僕は大学入学時(19歳)から,姉は社会人になって数年してから(26歳)のタイミングでそれぞれ一人暮らしを始め,現在愛犬の面倒を見ているのは父,母(60歳前後)であります.

私のアレルギーの話

先に私の話をアレルギーの話をします.私は幼少期からアレルギー性鼻炎持ちで,教室で常に鼻を噛んでいるような少年でした.
特にハウスダスト系に弱く,中学受験で通っていた塾では,「この教室はエアコンの掃除が長らくされていない」と,鼻水の量からすぐに判断ができるほどでした.

これは余談ですが,その塾は,6つのクラス分け(上からa~fとする)がされており,私は大抵b~dにいたのですが,bの教室の空調と非常に相性が悪く,自分の中で好成績を残すと地獄の部屋へ誘導され,集中できず成績が落ちる.という負の連鎖が出来上がっていました.辛かった...

こんな感じで昔から鼻垂れ小僧だったわけですから,それが日常,普通であり,犬が原因で体調不良〜みたいなのを感じないまま6,7年共に生活をしてきました.
しかし,一人暮らしを始めた途端,鼻水が完全に止まったんですよね.花粉が多い時期だけは未だ苦しみますが,
そして実家に帰ると,とりあえず目が痒くなり,鼻の穴にティッシュを詰め込み,ティッシュがびちょびちょになるのです.

あぁ,私は犬アレルギーなのだ.と,強く感じるわけです.
アレルギー検査を受けた訳ではないのですが,ほぼ確定なのです.
実家は私の一人暮らしの家より遥かに掃除が丁寧にされているのですから.

最近,両親が祖父母宅に数日間行かなければならないため愛犬を専門の店に預けるか悩んでいたので,私が面倒を見ることを提案し,3日間2人で生活しました.
あまりアレルギー対策をしなかった私が悪いのですが,離れた後3日間は鼻水が止まらず,一週間は咳が続きました.正直,くっっっっっそ体調が悪かったです.切ない

犬アレルギーと自覚すると辛いこと

犬アレルギーであると自覚すると辛いことを,以下にまとめます.

・自分のことを慕ってくれている愛犬に対して身体が拒絶反応を示しているという事実が辛い

愛犬と触れ合うのを躊躇しなくてはならないのが辛い

私は愛犬を抱っこしたり,一緒にごろごろするのをためらうようになりました.

なでなでした後は,手を洗います.
抱っこした後は,服についた毛をコロコロで取り,手を洗います.
帰るときは足の裏を軽く拭いて,手を洗い,玄関で靴下を履きます.

なんだか,小学生のイジメの定番?の
「〇〇菌〜汚ね〜w」
って愛犬に対して言ってしまっているようで,すごく寂しくなります.

結果的に,私が帰省しても一回しか抱っこしないなんてのがザラです.
昔は抱っこ嫌いの私に似た性格だったから良かったんですけど,最近はどうも満更でもないみたいな顔をしている(気がする)ので,もっとしてあげたいんですけども.

ライオンみたいな立髪

母のアレルギー,ぜんそくの話

本題です.
どうするべきか,私含む家族は,そして何より母が悩んでいます.
詳しい方がいましたら,知恵をお貸しいただければ幸いです.

ぜんそく発症の原因が,アレルギー検査を通して愛犬と知る

母は私ほど,アレルギー反応が顕著に出ている訳ではありませんでした.
しかし,大体4年前くらいからでしょうか,咳が出るようになり,病院ではぜんそくと診断され,体力的に辛くなっていく様子を見ていました.
その頃から,もしかしたらぜんそくの原因は愛犬かもしれない.と本人も言うようになり,そして先月,周囲の人たちからの意見でアレルギー検査を受けたそうです.

結果は,犬に対してかなり悪い結果が出たらしく,久々に実家に帰ると母は家でもマスクをして生活していました.

母は,私に胸の内を話してくれました.以下に記します.

母の胸の内

・ぜんそくの治療に注射(抗体製剤)を打ち続けることを提案されたが,注射の値段が高く,一生飲み続けなければならないため,家族(特に父)に申し訳ない.

長年可愛がってきた愛犬が理由でぜんそくが発症,悪化しこのような事態になってしまったのが情けない

・愛犬はまだ11歳で,昔ほどの元気はないがまだまだ生きそう.現在は,寝小便などをするようになってきており,今まで以上に愛犬周囲の清潔度レベルは下がっていき,アレルギー的には厳しくなっていく

・散歩などは父が行っているが,身の回りの世話はどうしても母自身が行わなくてはいけない場面が多い.距離を置こうにも,置ききれない

・年齢的に,引取り先は見つからないし,保健所という選択肢は全く考えられないため,これからも同じ空間で生活をしなくてはならない,それ以外の選択肢はない.保健所の選択肢は,考えるだけで夢に出てきそう.

・ぜんそくの原因は愛犬であったことはほぼ決定的として,愛犬との接触を完全に避けることが実現しても,ぜんそくが改善していく確証がない.今から注射を打つ,打たないの判断すら,難しい.

・アレルギー検査をしなければ,このように愛犬が原因だと確証せずに済んだ.簡単に「アレルギー検査をしてみれば?」と言った周囲の人たちに対して腹がたつ

・注射を打たなかった際のリスク説明を病院の先生からされるが,実際どのくらいの割合かわからないので,それが最悪の場合なのか,よくある話なのかわからない.心配,不安が募るのみである

この話を聞いて,私が犬アレルギーであることを恨みました.そして,それは母がもっと感じている苦痛であるとわかりました.

結局,私にはどうすることもできません.
意見を言うだけ,案を出すだけ,母を苦しめてしまっているような気がして.そして,そんなことは既に母は考えていることを知っていて.

ただただ,悔しいです.もどかしいです.

最近の愛犬 クッションからはみ出がち

とりあえずの対策と今後の心配

もうじき,母と父が病院い行くようですが,

これまでより掃除の徹底(掃除機の頻度を2,3日に一度から毎日に変更)や,家でもマスクの着用,洗濯物の分別などできる限りの対処をして様子を見る.注射は一旦行わない方針にする.

とのことで,先生に意思を伝えてくるようです.

私が先生に直接話を聞いた訳ではないし,私自身が医療やアレルギーに詳しい訳でもないので,それが正しい選択かもわからないし,母の今後のリスクなどは理解しきれていません.
せめて,後悔しない選択,行動を取り続けたいと,強く思うのみです.
その意思もあって,この度このようにnoteに現状をまとめている次第です.

愛犬を飼い始めたことに対して,全く後悔していないかと聞かれると,返答は難しいかもしれません.

確かに,この記事に書いたように,私の鼻水などの体調不良や母のぜんそくの原因となって結果的に苦しんでいるのは事実ではありますが,彼が家族に加わったことで,圧倒的に我が家の雰囲気は良くなったし,何より楽しい時間が増えて,なくてはならない家族の一員であることも,また事実です.
もし飼っていなかったら,アレルギー検査をしていれば.といったたられば論は不毛です.

愛犬を家族の一員として迎え入れることができたことは,本当に良かった.と,私は言えます.

それを踏まえた上で,
犬,猫,その他ペットを飼うときは,アレルギーやその他確認するべき事項をしっかり確認してから飼うべきだ.
と,声を大にして伝えたいと強く思います.

果たして,同じ空間で生活する以上愛犬と母の接触はあり,ぜんそくは改善されるでしょうか.対策には,効果が見られるでしょうか.むしろ悪化していくのみであった場合どうすれば良いでしょうか.最悪の事態になってからでは,もう遅いのです.

無事に事が終わるまで,祈るしかないのでしょうか.
無事に事が終わるのでしょうか.

以下,ご支援いただけますと,記事が読める訳ではないですが,愛犬にお高いおやつを1つ届けます.

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