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繰り返す大切さ

現在「ウォーキング・デッド」をシーズン1から見返している。

シーズン10まであるので、先は長い。

では、なぜ見返そうと思ったのか?

そこについて探っていこうと思う。


1つ目の理由はシンプルで、単に内容を忘れてきているからだ。

シーズン1を見てて、「グレンってここで出てたんだ」、「キャロルに娘いたんだ」などと忘れていることだらけだった。

そしてこのことは2つ目の理由にも繋がる。


2つ目の理由は、2度目のストーリーには1度目のストーリーとは、また違った面白さだったり気付きがあるからだ。

1度目に見るときはどうしても、そのときそのときの出来事に集中が注がれ、なかなか物語を俯瞰的、対局的に見ることができない。

なので、大きな出来事(◯◯が死んだ、◯◯という悪い奴が現れた、◯◯と◯◯が付き合ってるなど)は覚えているが、その瞬間には関係のない言動だったり、過去の言動との繋がりには意識が向かない。

まして、過去の記憶は間違いなく薄れている(シーズン10もあれば忘れている)ので、尚更だ。

1度目はこんな感じで、メインのストーリーのみ追うことができる。


では、2度目に物語を見直すときはどうか?

すでにメインイベントは記憶にあるので、そこに集中を注がなくなる。

1度目に見て、◯◯が死ぬことは分かっているのに、見返したときにもう一度、◯◯が死ぬかどうか、ハラハラしないでしょ?

つまり、1度目にはメインイベントに注いでいた集中を、2度目には別の部分に注ぐことができる。

そしてそれが、出来事同士の繋がりだったり、登場人物の些細な言動だったりする。

そうすると、1度目には見えなかった、気にしなかった言動や、出来事の繋がりが見えてきて、「なるほど、あのときの言動(最新話に近い言動)は、このときの言動(過去の言動)に現れていたのか」みたいな、新しい気付きに出会うことができる。

実際に、直近で気付いたことがある。

シーズン10で、キャロルは閉所恐怖症で、ダリルがそのことを知っていたみたいな場面が出てくる。

この部分、1度目見たときは、なんだかよく分かんないけど、そういう設定なのかなと思った。

ところが、見返していると、シーズン1でCDCの研究所に入っていく場面で、キャロルが閉所恐怖症であることを示唆するセリフがあった。

そしてその近くにダリルはいる。

なるほど、シーズン1で張っていた伏線がシーズン10で回収されているのか。

伏線大好き人間なので、こういった発見に興奮してしまう。

(伏線だらけのワンピース、大好きです。)

ちなみに、今調べてみると他の人もこのことに気付いていた…。

さすがウォーキング・デッドの大ファンだ。笑


と、以上のことから、「ウォーキング・デッド」を見返そうと思った。

あと、ついでに字幕を消して、リスニングにも役立てようかな、と思ったけど、どうやら字幕は消せないらしい、、。残念。

さて、2度目に見返す魅力を語ってきたが、これは2度目に限らず、3度目、4度目、、にも言えることだ。

毎回違った視点で物語を捉える(集中する部分が変わっていく)ようになり、どんどん深く、広い視野で物語を捉えることができるようになる。

そして、このことは何も「ウォーキング・デッド」に限らず、他のことにも大抵当てはまる。

例えば、勉強もそうだ。

受験を経験した人なら、同じ参考書を何周も解いたことがあるだろう。

これは何周もすることで、知識を定着させることもそうだが、それ以上に大事なことがある。

それは、異なる分野同士の繋がりだったり、異なる出来事との繋がり、相関が見えてくるということだ。

例えば数学を例にとる。

数学は1A2B3と習っていくが、2Bの知識が、1Aの問題にも利用できることが多々ある。

逆に2B3の問題でも1Aの解法を使った方が簡単にできる、なんてこともある。

そういったことは何度も繰り返して解いているうちに、「あれ、この問題は他のやり方でも解けるんじゃないかな?」みたいな気付きから分かってくるものだ。

1周目の段階では、そのときの単元で習う方法に集中して、なかなか他の方法というのは考えつかない。

特に問題集だと、各単元ごとに問題が収録されているので、ついついその単元名が目に入り、その単元のやり方で頭がいっぱいになる。

(例えば、ベクトルという単元にある問題なら、ベクトルで解くんだなということに拘ってしまう。)

だから、何周もすることが大切なのだ。

何周もすることで、各単元同士の繋がりが見えてくる。

全体の知識、全体の繋がりが分かっていると、単元名にこだわることなく、柔軟に問題を解くことができるようになる。

(入試問題には単元名なんて記載されていないので、これは超大事)

そして、「ウォーキング・デッド」の(閉所恐怖症の部分の)発見で自分が興奮したように、こうした発見、気付きってすごくワクワクするものだ。

1週目はなかなか全体が見えなくて楽しくなかったことも、2周目以降、繋がりが見えて楽しくなるということはよくある。

こうしたことから勉強も楽しくなって、どんどん成績も上がっていくんだろう。

...

長くなってきたので、ここまで。

「ウォーキング・デッド」見返してるよ!という話から、繰り返すことの大切さという話になっていました。笑

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