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ネガティブにだっていい点はある

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

私は会社ではある意味ネガティブ大魔王的な存在と思われています。確かに数年前はよくネガティブなことを口にしていましたし(冗談も含めて)、その度に職場の女性から「またでた、ネガティブ発言が」と半ばあきれられておりました。

このようにネガティブな発言とか思考というのは一般的には悪いこと、悪いものというようにとらえられています。

ちょっとどの本だったか明確に出せなくて申し訳ないのですが、人間というのはその遺伝的な生存本能から生来ネガティブ思考の持ち主ということのようです。そのためにネガティブなことの方が心に刺さりやすいし、パワーも絶大だというようなことが書かれていたように思います(正確にそうだったかどうかはすみません・・・)

そして確かにその通りだとは思う一方で、ではネガティブ発言や思考が悪いのかというと一概に悪いとは言い切れないと私は思います。

少なくとも3つほど、ネガティブ思考(発言も思考が由来なのでここでは一緒くたにしますが)にも利点があると思います。

まず、自分のレベルアップのための原動力になります。単純なポジティブ思考でただOKというよりは、今時分はここに欠点がある、という認識ができた方が自分を次のステップに向けて進むとき、正確な自己分析がやりやすいということです。

二つ目は、備えあれば憂いなし的なことです。悪いことに目がいけば、それに備えた対策も考えようとするからです。

そして三つめは、ネガティブなことを想定するだけで、仮にそれが現実に起きたとしても、すぐに順応できるというか、心理的ショックを和らげることができるということです。想定もなくいきなり起きたらショックがその分だけ大きくなりますが、そういう悪いことが起こりうる、という発想ができているだけでもショックのスタートラインが違うので…例えていうならば想定なしは100mのがけから突き落とされる、想定ありなら50mのがけから突き落とされるくらいの差、しかも後者はもしかしたらどこかにセイフティーゾーンがあるかもしれないと思えている、それくらいの違いがあるのではないかと思うのです。

それを踏まえていうならば、ネガティブ発言や思考はしてもいい、でもその後どうすればいいかを考えなければマイナスに振れる一方なのでそれはよろしくない、そういうことだと思います。そして数年前の私はネガティブに振れるだけだったのでそれはあまりよろしくなかったなと今は思うわけです。

ということで今日もご一読ありがとうございました。

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