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そんなこと言っても。

そこまで。
この先は言い訳しかない。

あれも、これも、それも。
理由を問われて答えることを
してきたはずが、
言い訳の名人になってもた。

なんでやねん。

やらない時にあれこれ言葉を尽くす
ことに長けてきたから。
折り合いをつけるため、
自分の行いを正当化するため。
その時出来ていない、まだ馴染んでいない
自分を認めないため。

今、出来てないだけ。
過去は出来てなかった、未来も
きっとできない、ではないのに。
過去も未来も皆同一線上、不変とでも
思っていたように。

分からなかった、知らなかった、忘れていた。
そんなことだらけ、そんなことしかないのに、
知っていることのみにしがみついて、
思い込みを優先してきた。
そりゃ毎日不安で、ひざも震えるわ。
見える景色が闇、闇。
なにが出てきても驚き、どんな音にも怯える。

こういうことかな?
仮置きの前提をするのは得意かもしれない。
先を妄想する癖があるのだから。

そうなら、修正もすればいい。
違ったらまた仮置きすればいい。

世の中知らんことで溢れている。
いま覚束ない足元を無視して、
一足飛びに分かろうとするのは
混乱のもと。

遅い、圧倒的に遅い。
気づくのも、行動するのも。
恥じて、悔いて、申し訳なさで
いっぱいになって、
膝ががくがくになりながら、
それでも歩くしかない。

自分からやります。
加えてください。
といった割に、何もしてこなかった
与えて来なかった積み重ね。

暗くなるわけではなく、
内側を覗く。

空っぽのがらんどう。
そこに闇がぽっかり。

さぁ、灯りをつけいこ。
埃を払いにいこ。

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