自分のために働く!

ENEOSでゴリゴリに営業された。ちゃんと聞いたし、ちゃんと買ってしまった。

あまりにゴリゴリなので、ガッチリ話を聞きたくなった。聞くと、なんとその社員は十九歳だったのだ。二ヶ月前まで高校生である。僕と一回り違うせいで、もはや偉そうに言ってしまうが、じつにあっぱれな男だった。

僕が彼の年齢いだったときと比べると、雲泥の差だ。リトルリーガーとイチローぐらいの差がある。
改めて大学なんて行くよりも、さっさと働いた方が良いと思ってしまった。

「東大出てます」と言うと、社会ではかなりのアドバンテージが得られる。どんなに学歴社会が崩れても、これはなかなか変わらないだろう。

社会という場所は、そもそも自分の中身を知ってもらうトコまで至らないことが多い。
大人は忙しいし、自らが食うためだったら相手が潰れても構わないという輩すらいるからだ。

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