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完璧で究極のオシゴト

「お仕事は推しゴトだからねぇ」と航空会社会長が口にされたと意味深なメッセージが回ってきたので、今回はそれを紐解いていきたい。話を始める前に今回の背景を簡単にお伝えすると、とある御方が二日連続で夜遊び、ではなくイベント参加した際に会長と重ねて顔を合わせたという。

 そこで会長から「お仕事してるの?」とツッコミを受け、それに対して「仕事とは何かの定義からですね…」と返したところ、冒頭の台詞が会長から飛び出したとのこと。それはさておき、本題に戻ろう。「お仕事は推しゴト」という言葉の紐解きへ。

 どうしてお仕事は推しゴトと言えるのか。一つ目の理由は推しを自由に選べるように、お仕事も自由に選べるから。

 幸いなことに日本には職業選択の自由がある。だからこそ自分の興味や情熱に沿って職を選ぶことができる。「カフェで働きなさい!」と誰かに無理強いされることはなく、「私は漫才師になりたいんです!」と選び取って生きていける。それは自分にとっての推しを選ぶ自由があるのと同じこと。

 会長の言葉は、今のお仕事を絶対に続ける必要はないよ。もし何か違和感を感じているなら、新天地を探してみてもいいのでは?との問いを投げかけてくれる。

 どうしてお仕事は推しゴトと言えるのか。二つ目の理由は推しを愛するのと同じように、お仕事も愛を持って取り組めるから。

 価値を見出すお仕事を見つけられたなら、もちろん情熱を持って取り組むことができる。それこそ寝食を忘れ予算を超えアイドルやアーティストのイベント会場に足を運ぶのと同じように。

 会長の言葉は、今のお仕事に対して本当に自分は愛を持てているだろうか。嫌いな部分ばかりを見つめてはいないだろうか?との問いを投げかけてくれる。



 どうしてお仕事は推しゴトと言えるのか。三つ目の理由は推しコミュニティが生まれ盛り上がるのと同じように、お仕事もコミュニティから発展を遂げるから。

 お仕事に熱量高く取り組んでいたならば、自然と仲間ができてくる。社内改善のチームかもしれないし、新規事業のチームかもしれない。もしくはお客様との新しい輪かもしれない。それは推しのファンがコミュニティを通じて一体となり、推しの活躍を後押しするのと同じこと。

 会長の言葉は、今のお仕事でコミュニティを持てているだろうか。一人で空回ったり、孤立してないだろうか?との問いを投げかけてくれる。

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「お仕事は推しゴト」という会長の表現に心が躍る。自分たちは自由にお仕事を選ぶことができ、自分たちはお仕事を愛することができ、自分たちはお仕事のコミュニティから未来を築き上げられる。

 この言葉を授けてくれた航空会社会長と、二日連続YOASOBIを続けていた完璧で究極の御方に心からの感謝を。

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