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マイホーム暗室をつくってみた

こんにちは
フィルムカメラ大好き TKです
今回はマイホーム暗室について書こうと思います
先日縁あってツイッターのフォロワーさんから引き伸ばし機を譲っていただきました(本当に感謝です!


以前からお声がけいただいていたのですが ただですらカメラや機材でいっぱいの部屋に引き伸ばし機をセッティングできるスペースがあるはずもなく先ずは部屋の片付けから始めました

ようやく部屋が片付いて引き伸ばし機を譲り受けることができました 引き伸ばし機を頂いたのですが暗室についての知識など一切持ち合わせていなかったので先ず暗室に何が必要なのか調べるところから始めました 引き伸ばし機を譲ってくださった方から暗室について書かれている書籍を紹介していただきました 

こちらが紹介していただいた書籍↓

暗室完全マスターhand book (Gakken Camera Mook CAPAレベルアップMOOK)

イラストがとてもわかりやすい

今回はその書籍を参考にしながら揃えた道具を紹介していこうと思います 今回はヤフオク、メルカリなどのフリマアプリも利用しました(暗室関係製品は販売終了しているものが多いので、、

引き伸ばし機 0円 頂き物
引き伸ばしレンズ
LPL 75/4 1200円 メルカリ
Nikkor 50/2.8 2800円 メルカリ
ピントルーペ 11900円 ヤフオク
イーゼルマスク 8×10 1900円 メルカリ
現像用トレイ 8×10 用 398円×3 ヨドバシ
現像トレイ 四つ切り用 440円 ヨドバシ
現像用ピンセット 521円 ヨドバシ
現像液用容器 2L 439円 ×3  モノタロウ
温度計 199円 モノタロウ
ビーカー2L 269円 モノタロウ
引き伸ばしタイマー 3000円 メルカリ
セーフライト 電球 10w E17 489円 Amazon
引き伸ばし機用電球 100w E26 2個セット 807円 Amazon
四つ切り 無反射ガラス 1210円 ヨドバシ
現像液 イルフォード10L用 1050円 ヨドバシ
フジ酢酸 817円 ヨドバシ
スーパーフジフィックス1010円 ヨドバシ
印画紙 5×7 50シート 3150円 ヨドバシ
印画紙 8×10 20シート 2980円 ヨドバシ


合計 36253円也

引き伸ばし機本体は運がよければヤフオクで1〜3万円でゲットできるかも?ピントルーペは少し高いものを選んだので安いのを探せば2〜3千円で入手可能 

セッティング完了!

なので大体5万円程の予算で暗室プリントがスタート出来るのです もちろんその後のランニングコストは発生しますが それはフィルムカメラと同様です この記事を読まれている方はそもそもランニングコストなどあまり気にしていないでしょうけど

暗室をどこに設定するか

現像作業で重要なのが遮光、水場です 暗室の文字通り自然光が入らない環境を作る必要があります 夜間であればカーテンをして隙間の部分をタオルで塞ぐなどしてほぼ光を遮断できます ただ日中にも作業をしたい場合には完全に窓を遮光する必要があります 今回は自室を暗室にしてみました 冬場に窓を断熱対策でプラダンで二重窓化していたので今回はそれを活用してホームセンターで黒いプラダンを購入してはめ込みました (面倒な方は暗室用カーテンもあります

これで完全に遮光できて日中でも暗室作業をできるようになりました 詳しくは参考にしたYouTubeのリンクを載せておきます

プラダンで二重窓

今回は現像、停止、定着の行程を自室で行うようにしました もうひとつのポイントの水場ですがプリント後にプリントを水洗する必要があります なので出来るだけ近くに水場があることが重要です しかし家族がいるご家庭ではなかなかキッチンなどを暗室にすることは難しいです なので定着までを自室で行い洗浄は浴室で行うことにしました 暗室作業自体を浴室で行われている方も居られるのでそれぞれの事情にあった方法を見つけられるといいと思います

さっそくプリントをしてみたので写真を載せておきます

テストピースで露光時間を探る

人生初べた焼き (コンタクトシート)

人生初プリント 感動

今回は道具や作業環境について書いてみました
技術的なことはこれからなのでぼちぼち楽しんでいこうと思います 暗室、とても楽しいです フィルムの現像をされている方は環境さえあればすぐに取り掛かれると思いますので是非トライしてみてはいかがでしょうか 

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