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元リクの営業Mgrが、気づいたらスタートアップでプロダクトマネジャーをしていた話

こんにちは、久保 拓也(@takuya__kubo)です。
リクルートを退職してからユアマイスターにジョインして半年。気づいたらプロダクトマネジャー(肩書はプロダクト部長)になっていました。
今後ユアマイスターのプロダクト戦略・実態について少しずつ発信していきたいと思います。

今日はリクルートで営業マネジャーだった僕がどのような変遷でプロダクトマネジャーを務めることになったのかを書きたいと思います。

久保のこれまでの経歴

・2011年3月   早稲田大学商学部卒業
・2011年4月   株式会社博展(SP企業)入社/営業・Dir・PL・事業開発
・2013年11月 株式会社リクルートキャリア(人材領域)/ 営業企画
・2014年4月   営業(エンタープライズ担当)
・2017年10月    営業マネジャー任用(エンプラ→SMB営業戦略)
・2019年1月    九州拠点長&地方営業戦略
・2020年2月    代理店事業開発
・2020年4月    営業マネジャー
・2020年7月    ユアマイスター株式会社 社長室
・2020年12月  プロダクトマネジャー(プロダクト部長)着任

簡単に言えば、ほぼ営業キャリアです

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(昔の写真です。多めに見てください笑)

そんな僕がなぜプロダクトマネジャーになったのか?

ここに至る前に、まずユアマイスターの「社長室」で何をしていたかを話します。

社長室では独立遊軍として、下記のようなアジェンダを担っていました。
・顧客ロイヤルティ経営(NPS導入)
・中期経営計画策定
・資金調達
・新規事業開発
・そのほか企画業務(Sales Enablement、事業企画など)

NPS導入については、入社する前から社内起案をしており、「可視化」と「KPI設計」「改善施策」の運用を順次進めていました。
ユアマイスターは所謂「リボン図型」のサービスになっておることから、「コンシューマー」と「パートナー」の双方のロイヤルティを向上する基盤づくりが完了しています。

また、入社して1週間で新規事業開発をリードすることになり、今までユアマイスターがサービス提供していなかった新しい業界へのサービスリリースをするなどスピード感あふれる毎日を送っていました。

僕がPdMを担うことになる大きなきっかけは、8月から関わり始めた資金調達でした。エクイティストーリや事業戦略の構築、ピッチ資料の準備から始まり、本格的なDD(デューデリジェンス)を行う中で、投資家の皆様と数多くのディスカッションをさせていただきました。
僕らはそのディスカッションを通じて、改めて「我々のプロダクトがPMFに至るには、検証すべきことが多く残っている」という事実に直面しました。(スタートアップなので当然なのですが。)

そこで経営陣で何度も議論をし、今までの「Salesとマーケティングを中心に事業伸長させる経営」から「プロダクトを中心とした経営」に変貌するという意思決定を行い、プロダクトファーストな組織体制を12月にリリースしています。

その組織を作るにあたって、開発責任者(VPoE)としてプロダクト部を率いていた星(@inase17000)と久保の2トップ体制でプロダクトマネジャーを務めることになりました。

Techに強い星が開発を主導しながら、7月からの5か月と短いながらも事業を横断的に眺め、解像度が高い僕がタッグを組む形です。

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<改めて>なぜプロダクトマネジャーになったのか?

前章で全く問いに答えていなかったので(笑)、改めてここでお答えします。
一言で言えば、「PdMとしての知識・スキルの相互補完」です。

下記の様に、PdMの知識・スキルとして、「Business」「UX」「Tech」の3つが必要だと言われています。
(「Business」「Tech」「Design」とも言われます)

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引用:「プロダクトとは何か」から考える、プロダクトマネージャーが身につけるべきスキル

プロダクトファーストな組織を作るにあたって、
この知識・スキルがより十分に高まる体制を作ることを考えました。

星は、開発責任者として開発組織を率いた経験、かつ創業期からプロダクトを引っ張て来た人間として、「Tech」「UX」が強い。

久保は、営業、直近の事業開発、そして営業の時に顧客の現場で「真実の瞬間」を見続けており、「Business」「UX」が強い。

この二人の経験を掛け合わせてタッグを組むことで、これからユアマイスターが生み出すプロダクト・事業ファーストな組織を最高出力でリードできる体制になると考えました。

ちなみに、人事権はきちんと機能別に分けるようにしており、開発メンバーの人事権はすべて星に帰属、事業開発のメンバーは久保に帰属という形をとっています。
(評価制度についてはまた今後記載したいと思います)

▼プロダクト部内で共有した資料

プロダクト部 事業開発領域経営方針 1206

一方、相互補完とはいえ、久保が「開発知識がない」ということがボトルネックにならないように、必死のスピードで勉強しております。
Tech、UX、そもそもの「プロダクトマネジメントとは?」についてとにかく本を読み漁りながら、新規事業開発の現場で活かす毎日を過ごしています。

今後の展望

ユアマイスターは「プラットフォーム」「SaaS」という2つの側面がある非常にユニークな事業を展開しています。
また、元々Sales部隊が強かったことから、ユーザーペインは非常にたくさん見えており、生み出したいプロダクト・機能が数多くあります。
(こちらの詳細の展望も今後記事にしていきます。)

現在、元Yahoo CTOの明石さんの力を借り、「プロダクトロードマップ」と称し優先順位をつけながらプロダクト開発を強化しているのですが、本当はもっとスピードを高めたい。とにかく人が足りません。

PdM、エンジニア、デザイナー、事業開発と積極採用中ですので、もし少しでもご興味頂けたら是非お声がけください!

ユアマイスターのHPはこちら



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