(0)は何だろう?
「小さな行動がいちばん難しい」を日々実感している。
たとえば体重を本気で落とそうとするとき、
(1)食事制限も大切だし、(2)適度な運動も大切なんだけど
それらにつながる原点の行動は
やはり(0)「体重計に乗って記録する」になる。
(0)は(1)に比べて、(2)に比べて、行動としては楽である。
空腹感に苛まれることもないし、眠気や疲労と戦う必要もない。
ただただ「体重計に乗り、数値を記録する」だけのこと。
だけど、この(0)がやっぱり難しい。
きっと現状を冷静に見つめて、それを数値に記録して、自分にきちんと見せてやるというのは、心理的な負担が大きいのかも知れない。でも、ここを超えない限りどうしようもなかったりする。
逆に原点である(0)を習慣づけることができれば、(1)と(2)は比較的うまくいきやすい。
今の世の中、
1)の周辺には「このサプリで痩せる」が
2)の周辺には「いまアメリカで大流行のダイエット法」
が待っているわけだが、(0)をやらないと「周辺」のことに思考が引っかかってしまう。
いちばん小さいんだけど、いちばん大切な行動(0)。
本を書くなら小さなメモを取るとか、何かをやっていくなら周囲の声をきちんと聴くとか、お世話になったらお礼を伝えるとか、きっといろんな(0)があるんだと思う。
このように文章を書きながら発見したのは、「小ささゆえに軽視しがちな僕自身」である。
(0)は何だろう?
(0)はどの行動のあるのだろう?
これらの問いをこれからの原点としたい。
PS 再起動したくて書きました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?