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最新型の自分に出逢い続けるために

『パフォーマンス医学』 先読みレビュー4 曽根 瑞穂さん

パフォーマンスとは「運動」であり、「運動」とは生きること。二重作拓也先生の最新著書、『可能性にアクセスするパフォーマンス医学』を読みました。
 
日ごろ漠然と「人間の身体って面白いな。」と思うことはあります。

でも、このように医学的根拠に基づいて書かれた文章を読んでいたら、

「はぁ~」

というため息交じりの感嘆の声と共に目から鱗がボロボロ落ちてきました。昨夜、魚を食べたからかもしれません。いえ、違います。
 
今まで何気なくおこなっていた身体の動きも尊く感じられて、思わず自分の手脚をじっと見つめてしまいました。普段あまり意識することのない内臓にまでお礼を言いました。

(お腹のあたりを見つつ)いつも動いていてくれてありがとう、これからもよろしくね!
 
脳と身体の関係も、考えてみると不思議です。

私も歳を重ねるごとに動きが危うくなっているのを感じるので、もっと脳に頑張ってもらわなければと思う次第です。
 
本の中には、動きの違いを体感できる例がたくさん載っています。

ぜひ皆さんも読みながら実際に自分の身体を動かして試してみて下さい!やり方やイメージを変えることによって動きの大きさや範囲が変わるということを実感できるはずです。プロのスポーツ選手やアーティストの方々のみならず、私たちの日常生活の動きに取り入れられるヒントも多くあると思います。
 
「動く」

たった一言ですが、その動きが実現されるためには、あらゆる要素が関係していることが分かりました。

このような知識を基に動けば「生きる」質が向上し、更にはこの先の人生の過ごし方も変わってくるのではないかと思うのです。
 
 格闘技ドクターとしての活躍はもちろん、音楽や芸術にも造詣が深い先生の言葉は分かりやすく、例えやエピソードも興味深く心に残ります。

そして何よりも随所に散りばめられたユーモアを見逃さ・・・いや、読み逃さないで!さて、ちょっと運動してきます!  曽根 瑞穂

PS. いろんな方に届くのが嬉しいです。


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