抗体検査について


こんばんは!たくやです( ゚Д゚)

コロナウイルスの感染はとどまるところなく全世界に広まり続けています。
PCR検査も追いつかず、入院させる病床数も足りず、ホテルを借りて軽症者の看病をし、それでも感染者は増える一方。。。。
患者が増えるのは病床数問題から避けたいが、さらに増えないためにPCR検査より簡単な検査法として「抗体検査」を実施できるように各企業や研究所が検査キット作成の研究をしています。
皆さん、知ってますか?抗体検査のこと。
と、いうことで、今回は「抗体検査」について書いていきたいと思います。

それでは、いきまっそー!

まずは、人が病気にかかる、そして治るメカニズムを説明します。
人の体の中に抗原(病原菌)が侵入し増殖します。様々な免疫活動によりヒトは悪さをする抗原にのみ攻撃を行う抗体を作ります。この抗体は再度感染する際、ウイルスを中和して感染を防御する働きがあります。

ここでできた、抗体を調べる検査です。
有名なのは、インフルエンザの検査は基本的に抗体検査で行っています。
病院でインフルエンザの検査をしたことはありますか?ある人ならわかると思いますが、基本的に10分程度で検査結果が出るため、その場で診断されその場で薬をもらって帰ることができます。つまりコロナウイルスの抗体検査用の検査キットができれば短時間でたくさんの人が検査できるということになります。やったー!

しかし、問題もあります。
・インフルエンザの人と同様、発症直後は抗体が形成されていないため早期発見は難しく下手に帰してしまうと感染拡大を起こしてしまう
・ごく少数ながらPCR陽性の患者で抗体を形成できない患者もいた
・以前中国製のキットができたと期待されたが精度の問題から回収された
やはり、確定診断としてはPCR検査と併用が望ましいのではないかと考察しています。

現在いろんな企業が検査キット作成に取り組んでおり、厚労省がいくつかの検査キットの検証実験を行っていくようです。着実に前進しているようですね。スクリーニング検査(迅速簡易検査)として抗体検査をおこなう未来はすぐそこまで来ているようです。

以上!たくやでした( *´艸`)

追伸
抗原検査のキットも最近研究されているようです。
抗体よりも濃度の低い抗原を検査できるならすごい!!
あ、ちなみにPCR検査は「抗原の遺伝子検査」ですからねm(__)m

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