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No.465|学びとフィードバックはセット

2024年4月13日 No.465 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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先日、会社の研修を受けている時に同じグループになった女性の話です。

20代半ばから後半くらいの真面目そうでハキハキとお話される方で、研修中に簡単な感想のシェアをする際のお相手でした。


いちいち、めちゃくちゃ、におうんです。
とにかく、くさすぎる!

「わざとらしさ」、が。


こちらが5の温度感で伝えたら8のオウム返しをされる。
目を見開いて、「えぇ!そうなんですか!」って作り物の笑顔が返ってきます。

キャッチャーに軽くボールを投げてんのに、

パシッー!!!!!

って音がなるようなイメージです。

「いくらなんでも、そんな音が鳴るほどの球投げてないで…」

って感じです。


こうなると、興ざめですね。

人とのコミュニケーションの取り方についてどこかで学ばれた結果だと思うんです。

笑顔、頷く、相槌、オウム返しが大事だと教えてもらったんでしょう。

相手に対してきちんと接したいと考えておられ、真面目な方です。
だって、大抵、教わったことを全力でやろうと思いませんから。


しかし、これらのコミュニケーション方法を過度に教科書通りに対応されると、大変つらいものなんだということを体感しましたね。

「あんた、反応することに集中して、絶対俺の話聞いてへんやろ」

ってなりますから。

ただ、彼女は理想の対応ができたと思っているんでしょう。

コミュニケーションを円滑にするために行っていることが、逆の結果になる。

本末転倒というやつです。


学んだことが適切に実行できているかは自分ではわかりませんから、適宜フィードバックをもらうことが大事ですね。

何らかの学びを得て、実践してみた場合は、やってみたことが正しいかどうか、できれば教えてもらった方にフィードバックのお願いをする。

それができなければ、身近な誰かに「こういう学びがあって実践しているが、フィードバックしてくれないか?」と頼む。

学び方の基本について学んだ、良い研修でした。


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「優柔不断は誤った意思決定よりなお悪い」「手を動かし続ける」でいきます!

●本日のまとめ

・何かを学んだ際、それができているかどうかが自分ではわからないため、適宜フィードバックしてもらうと良い。
・そうした相手がいない場合は、身近な人に学んだことと実践していることを伝えた上でフィードバックを貰うようにしてみてはどうか。

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