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プラネタリウム101年目を明石で祝おう

こんばんは。まだまだ、能登の企業さん方の再興への障壁などがニュースで流れ、心痛い毎日ですね。能登の星空もきっと美しいのでしょうね。


春節祭を避ける

 ここ最近の2月のテーマはこれに尽きます。何よりも静寂を愛しているので、この時期はいつにも増して、ご近所お出かけを堪能します。
コンビニ、薬局、家電量販店が少なく、知的好奇心しか満足されない場所が狙い目です。

発見!知的スポット

 どこに行こうか、そんな話になると候補には挙がるけれどなぜか見送られ続けてきた明石天文科学館があるじゃないですか!まさに、今回のミッションにピッタリ!

ネットで下調べ。なんと、駐車場が90台・・・。え?90台?筆者と連れしかいないかもと思ってさえいたのに(失礼)。不景気で、融通利かない系実は勝ち組候補理系男子の心をくすぐれるお誘いスポット化してたりとか??(さらに失礼)ちなみに、筆者は理系大学院修了者なので、彼らを馬鹿になどしておりません。

 あっという間に到着。

建物からして、曲線美が美しかった。

先輩方のツアーで静かに、賑わっていた

 着くと、旗を持った方に声をかけられた。「~ツアーの方ですか?」。そして、出口からはワラワラと先輩方の群れが。予想に反して、混んでいた。でも、もう一つの予想は的中で、日本語しか聞こえない。日本人は大勢いても静かなのだ。おぉ、筆者の愛する静寂がそこにはあった。
*学校の遠足などとかち合ってしまった場合は、また雰囲気が違うと思われます。

まずは、プラネタリウムの整理券をいただく

 天文科学館、素晴らしい点は出入りが自由なところ。素晴らしくない点は、最寄の人丸前駅周辺は細い路地の多い住宅地で、飲食店などがないところ。ちょっと救われる点は、隣の明石駅まで徒歩15分。空気が澄み、星空が美しい冬には負担にならない距離かと思います。ということで、12時前に到着した出遅れ筆者は14:30の回の整理券をいただき、明石駅へと向かいました。

ランチには、明石の新鮮な魚貝を

お勧めしたい選択肢は2つ。

1.うおんたな

 関西弁?と思った方、申し訳ありません。地元の私たちは、愛情を込めて、明石駅南にある商店街”魚の棚”をこう呼びます。商店街さんとしても、正式な読み方はうおんたなだそうです。

タコや明石焼きを食べたいなと思ったりした時に行きます。唐揚げや天ぷらなど、様々な調理法のタコが楽しめます。インバウンドも少しはいます。

明石焼を知って欲しい

 ご存知ない方も多いかもですね。大阪名物として有名なたこ焼きより、卵が多くて、出汁に浸けて食べます。あえて、定義を調べていません。でも、兵庫で生まれ、人生の大半を過ごしている筆者の体感がこれです。

出汁につけ、さらにソースをかける時もあります。ここに筆者はこだわりがあって、美味しいお店だと出汁を飲みきりたいので(筆者の神戸のお気に入り店は、お澄ましの様に美味しい♥)、ソースが混じりB級感が強くなり過ぎないようにします。出汁は少なめに腕に入れ(ここ、重要です)、明石焼を浮かせず、顔を出して安定させる(よく見る、ぐで玉が椀に入ってくつろいでいる様な水量)。明石焼の上にソーッとソースを少量乗せ、出汁に垂れないように、サッとつかんで、お口へ放り込みます。

地元なだけに、熱くなってしまいました。

2.ホテルで魚介和会席

 明石の周辺ホテルには、お魚をメインとしている和食レストランがあります。季節によってはふぐ、蟹などのスペシャルメニューやお魚懐石などがいただけます。

 今のところ、落ち着いた雰囲気でいただける筆者が行くレストランについて知りたい方は、お手数ですがDMいただければと思います。

満腹後の暗闇は危険

 プラネタリウム、入り口に行列ができていても、慌てる必要はありません。どこの席から見ても一緒。これ、最大のプラネタリウムの魅力ですね。

 上映前後は、撮影OKです。久々に見る映写機って、こんなにかっこよかったっけ?とちょっとテンションが上がってしまいました。

星空が映し出されるスクリーンの下部もかわいくされていました。

西の地上には、明石大橋。

お腹いっぱいになりすぎたと言っていた連れが、わずか10分で、スピーと音を立てだしたので、事前の打ち合わせ通り起こしました。イヤな物に起こされていると思い込んだらしく、もがいていました。まるで、のび太のような連れです。

見るべきフロアは2つ

 不思議な作りをしており、展示室は3F、展望フロアが13F、14Fとなっており、5~12Fは案内図には載っていません。冒頭の建物外観の塔の部分の上が展望フロア、塔部分がエレベーターとなっています。

展示室は手書きの説明がびっしりで、とてつもない天文愛が感じられます。興味ある部分だけを読んでも、賢くなれます。13Fと14Fはそれほど変化がありませんが、13Fにはコイン式の望遠鏡があって、さすがはNikon製(筆者の歴代カメラもNikonさん)。明石海峡大橋を渡る車まで見えます。

ただ、惜しむべきはエレベーターが駐車場に対して小さく、展望室は14F。混雑時には、大変かもしれません。

施設情報

開館時間:午前9時30分~午後5時(最終受付16:30)
休館日:月曜日、第2火曜日、年末
アクセス:山陽人丸前駅もしくはJR明石駅
TEL:078-919-5000

記事の有料化について

 筆者は、静かで美しい日本を愛しております。なので、インバウンドによるオーバーツーリズムには反対派です。そこで、場所によっては記事を有料化することで守ろうと考えております。今回の明石に関しては、写真が有料化するほど用意ができませんでしたので、記事内、匿名箇所を苦渋の選択でもうけました。お手数おかけしますが、明石に興味を持たれた方は二の足を踏まず、お気軽に問い合わせをいただければと思います。


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