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「迷える時の対処法」ハワイのその後の話。

ハワイからの帰り。職場からの連絡。
辞めようと思った職場から良い条件を出されて、果たして私の決心は揺らいだのか。

こういった迷いは、仕事を辞める辞めないだけでなく、恋愛などの人間関係、今いる場所(関係)から何か自分で変化を起こそうとする時などに、応じやすいものです。


決心が固かったとはいえ、全く揺らがなかったといえば、嘘になります。

最初はごちゃっと複雑な思いでしたが、整理していくと以下のような感情がありました。

・また無職になることへの【不安】

・状況は好転に向かうかもしれないという【希望】

・歩み寄ろうと努力してくれた職場に対して、振り回してしまったようで申し訳ないと思う【罪悪感】

・本当に辞めて大丈夫なの?と自分に対する【疑念】



では、どうやって決めたかというと、【内観】です。

身体の感覚に集中するだけで、紐解けていくこともあれば、まずは頭で客観的に理解するステップが必要な場合もあります。


「けど、〇〇だから。」と理由をつけて、ぐちゃっとごちゃまぜにして、片付けちゃわずに、一つ一つの懸念事項に関して丁寧に見ていく


例えば、【不安】。
どのぐらい不安を感じているのか。
頭で作り出したものなのか。
心が感じていることなのか。
どうして無職になることが不安なのか。

何を思っているのか、何を感じているのか。

そういったことを、一つ一つ丁寧に見ていき、自分の中のチェックリストに☑をつけていきます。

【希望】には、ポジティブな期待だけでなく、その裏側には、自分を信じきることができないことが理由で、未来への不安から現状に留まろうとする心理が働いている場合もあります。

そういうことは、やっぱり一つ一つ丁寧に紐解いていかないとわからない。

せっかくだから、試しにもう少し続けてみてもいいんじゃない?
もちろん、それもありです。

ただ、自分の選択に納得して決める。
まぁいっかじゃなくて、納得して決めたかどうかがポイント。

これはまず第一に、自分のためにです。

そして、最終的には相手のためにもなります。

どういうことかというと、やっつけだと、物事が思い通りに行かなかった時に、矛先が外に向かいやすい。
矛先が外に向かうと、自分は被害者役になり、相手は加害者役になります。

それの何が悪いのか。
矛先が外に向いていると、失敗して後悔した時に、周りが悪いのだと、相手のせいにして、何故だ何故だと、苦しみから抜け出しにくくなります。

また、もしあの時こうしていたら。。。もしあの時相手がこう言っていたら。。。と、もしもでグルグルしてしまうのです。


自分で納得して決めたことならば、私が選んだことだからと、矛先は外に向かいにくくなり、次に取るべき行動もわかりやすくなります。


こうして私は自分の中にある様々な感情と向き合っていくうちに、

たとえお給料を上げてもらっても、出社時間を遅らせてもらっても、どんなに条件が良くなろうが、自分の根底に喜びがないことに気づきました。

私がその職場にイヤイヤ行っていたのは、諸々の条件が悪いせいだと思い込んで、条件が良くなるよう努力しましたが、そうではない。
そこで働くこと自体に喜びを感じられないことが原因だったのだと気がつきました。

そしてその「喜び」が、私にとっては大切な意味を持っていたのです。


シェフも、事務職も、体力的に精神的にどんなにキツくても頑張れたのは、そこに「喜び」があったからだということを理解しました。

そういうことを理解できた時に、これまで違った意見でひっぱり合っていた頭と心と魂が揃った感覚になり、私の中の迷いは消えました。

これ以上、ここにいても「喜び」は生まれないことがわかって、辞めることに納得がいったからです。

身体ってすごいですね、ずっと悩んでいた咳も出なくなりました!

自分にとって何が大切なのかを理解することは、大きな意味を持ちます。
そんなこと当然わかっているつもりでしたが、意外と理解できていなかった。

人生、当然生きて行くために譲歩しなければならないこともありますが、何がいつも自分の燃料になっているのかを理解しておくと、選択しやすくなります。

それから私はオーストラリアに戻り、新しい仕事はゆっくり探すことにして、未来の選択肢が増えるようにと数ヶ月ほど前に申し込んでいたAccounting(経理)の学校に通います。

シェフになるために学校に通っていた際にも、基本的なことは学んでいたため、学校の課題もまぁまぁ楽しい。
目の前の仕事のストレスも無くなり、幸せになったかというと、私生活のストレスがすごく、そこに「喜び」がなかったため、性懲りもなくまたドツボにハマります。

無職で学校にも通っていたため、お金はどんどん減って底を突き始めた。

にっちもさっちも行かない。そんな息苦しい毎日を送っていたある日、以前住んでいた西オーストラリア州の友人から突然電話を受けました。

さて、この電話が私にとって何を意味するのか。
ハワイの旅のような、目覚めの促しが起こるのかどうか!

続きはまた!

なんだか私の人生録みたいになってきちゃいましたが、このあとの旅行記に繋がりますので、恥を捨ててこのままさらけ出していきたいと思います。

私の失敗談や、学び 、一風変わった人生話を通して、誰かの勇気に繋がることを願って。

応援イイネ🩷いただけると嬉しいです。
宜しくお願いします。


愛をこめて
たまひろ


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