タマチカナコ

都内のアラサーOL。IT企業勤務(メンタル系で休職→復職)。仕事や人生のあれこれ。

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最近の記事

あちこちオードリー感想。人はAIを好きにならない

私はあちこちオードリーというテレビ番組が好きだ。 もともと佐久間さんのラジオが好きで、彼がつくっている番組ということで観はじめたのだが、出演者の方々が内面をさらけだすトークを展開してくれたり、それぞれのお仕事論を語ってくれたりするのが面白くて、今では毎週の楽しみになっている。 私は常に脳内であれこれ考えてしまう人間なので、ほかの人の脳内も気になって仕方ない。 いったいみんな何を考えながら働いているのか、どこを目指して生きているのか、なにに幸せを感じて、なにに悩んでいるの

    • メンタル休職から復職。あれ、なんか意外と働けるかも?

      メンタルを病んで休職すること数ヶ月。 なんとか復職してからは「まずはゴールデンウィークまでがんばろう」を目標にしてきた。 計画的に有給もとりつつ、なんとか病欠することなくゴールデンウィークまでたどり着いた。 すこし気持ちが落ち着いてきたので、振り返りながら近況を書こうとおもう。 復帰する前は、 また休むことになったらどうしよう。 もう仕事なんてできないかもしれない。 一度苦しんだ職場にまた戻っても体調が悪化するだけじゃないか。 そんな思いにとらわれてぐるぐると考えていた。

      • 人と比べるクセをなおしたい話

        なんだか人の目が気になってしまう。 常にじぶんを俯瞰してみている感覚。 何かやっていても夢中になりきれない。 そしてどこか冷めた私がいつも私をみている。 あの人より自分は勝ってる負けてる。 脳内でそんなことをジャッジしている私がいる。 人を下に見たり上に見たり。 物心ついた時にはもうこの状態だった。 こんなことやめてしまいたいけど、30年生きてきてしまったので、そう簡単には変えられなさそうだ。 そもそもオートで発動するから止めようがない。 ただ、完全に止め

        • 復職後の合言葉は「いいよ、もっと自由でいいよ」

          メンタル休職から仕事に復帰してからのわたしの合言葉は、 「いいよ もっと自由でいいよ いいよ もっと気楽でいいよ」 だ。 Mrs.GREEN APPLEのMagicという曲の歌詞。 とにもかくにも元気がでる最高な曲なので、ぜひ一度聴いてみてほしい。 休職前の私はまだ転職して1年経っていないこともあり、まずは職場の独特のお作法やルールをインプットして、そこからはみ出ないように空気を読みまくっていた。 かなり真面目に仕事に取り組んでいたので、まわりからは少しずつ信頼され

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          集中の海に沈みすぎて、もどってくるのに苦しむ話

          わたしは過集中の気がある。 振り返れば中学生のころ、普段は勉強などしないのだが、テスト1週間前になると土日は12時間ぐらい勉強していた。 やっているうちに時間の感覚が曖昧になって、ただ記憶することにのめりこんで気づいたら夜になっている。 勉強が特別好きだったわけではないが、その感覚が心地よかったような気がする。 さらに遡ると、小学生のころはハリー・ポッターの小説に夢中だった。 先に兄が読んでいたのだが、私は500ページ以上ある分厚い本を2日で一気読みしてしまい、気づけば兄

          集中の海に沈みすぎて、もどってくるのに苦しむ話

          復職して1ヶ月、肩の力ぬいてこう

          メンタル休職から復帰して1ヶ月が経った。 今のところはなんとか生きられている。 業務量がゆるくなったのもあるけど、 じぶんの気持ちが変わったのが大きいとおもう。 これまでの私は、 成果をださないといけない、 人の期待にこたえないといけない、 スピーディーに対応しなければならない、 クオリティの高い仕事をしなければならない、 と自分をがんじがらめにしていた。 とにもかくにも自分に厳しかった。 周りからなにか指摘されたわけでもないのに、 常に自分で自分を追い込んでいたのだ

          復職して1ヶ月、肩の力ぬいてこう

          メンタル病みがちな私がゴルフを始めてみたら。

          メンタルを病んで休職していたころ、 最初はとにかく何もできず、 一日中ベッドに横になっていた。 このまま起き上がれないのかな、 もう仕事に戻れないだろうな、 職場はどうなってるんだろう。 そんなことがぐるぐる頭をまわっていたけど、 私の身体はまったく動く気配がなく、 ベッドの上で寝たり起きたりを繰り返していた。 そんな日々が3週間ぐらい続いたあと、 ようやく外に出たりそれなりの生活ができるようになってきた。 少しずつ日常生活は送れるようになったものの、 仕事に復帰すると

          メンタル病みがちな私がゴルフを始めてみたら。

          メンタル休職から復職したばかり。昔の自分よ、ありがとう。

          3月、ついに復職をすることができた。 急に休んでしまってから数ヶ月。 戻るのは本当に怖かった。 とにかく緊張するし、不安でいっぱい。 職場のみんなにどう思われるか怖いし、 また体調を崩したらどうしようという不安はぬぐえない。 同じ職場に戻るなんてもうできないと思っていたが、 転職するとなったらそれはそれで巨大なエネルギーが必要で、 とりあえずは元の職場に戻ることに決めた。 これでまたダメになったら、その時はもう転職しよう。 そんな気持ちを抱えながらの復帰初日。 な

          メンタル休職から復職したばかり。昔の自分よ、ありがとう。

          休職2回と転職2回を経て感じる、ふたりの私との付き合い方

          4月になったら社会人10年目。早いなあ。 9年間、社会で踏ん張ったことになる。 最初の会社には4年勤めたが半年休職。 すこし休んだ後、2社目に就職。 そこは2年半働いた後、転職。 3社目で働いてたが、また休職になってしまった。 9年間の社会人生活をまとめると、 ざっくり働いてた期間が75%、 休んでいたのが25%という感じだ。 自分としては休んでばかりの印象だったけど、 7年弱は働いているのだから、 まあ胸をはっていいんじゃないかと思う。 休みが多いのはいろいろ理由が

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          ゆるやかにすごす

          心地いい部屋着に身を包んで やわらかなブランケットを膝にかけて おおきなクッションに身を預けて あたたかな部屋の中で まったりとカフェラテを飲む。 ふわふわの泡が唇に触れる感覚が心地いい。 あたたかいミルクとコーヒーの味にほっとする。 好きな音楽をかけて、目をとじる。 ゆっくり息ができる。 ここは自分だけの空間。 感じすぎた刺激をゆっくりと流していく。 部屋の電気は消して、 外の日差しをカーテンですこし整える。 やわらかな明かりが届く。 ぼんやりと過ぎていく時間。

          ゆるやかにすごす

          脳内がうるさい

          私はどうにもこうにも脳内がうるさい。 子どもの頃からだ。 人からは、落ち着いているだとか、物静かだとか、大人っぽいだとか言われてきた。 ただ、本当は違うのだ。 脳内はめちゃくちゃうるさいのだ。 何か言葉を発する前、わたしの脳内では自分への総ツッコミが起きる。 え、それ根拠あるの? 反対に言うとこうじゃない? 言われた人傷つくんじゃない? それがほんとに正解? ああ、うるさい。 この脳内総ツッコミが瞬間的に起こるのだ。 その結果、言葉につまったり、言いたいことの1割し

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          生きづらい

          生きづらい。ああ生きづらい。 少し歩き始めるとすぐにまたつまづく。 いつも自分なりに一生懸命に生きている。 社会はズルい。世間は複雑。 溺れないようになんとか泳ぐ。 世渡りが上手いように見えるかもしれない。 なんでもソツナクこなしてるように見えるかもしれない。 外ではがんばってがんばって、 その裏で無数の傷を抱えている。 生きてるだけで、知らぬ間にたくさんの傷がついている。 会社のあの人のちょっとした一言、 SNSのちょっとした悪口、 道端で目にしたちょっとしたイタ