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病院で泣きまくる子らにあたたかい言葉をかけてくれて救われた話

中耳炎になってしまった娘を連れて耳鼻科に行ってきた。

数日前に行ったときもそうだったが、怖がって暴れる娘の顔が動かないように3〜4人の看護師さんに頭や体を押さえられ、「いやーーーー!!!」と泣いていた。

私は娘を膝に乗せて腕を押さえつつ、背中におぶった息子が潰れないよう、背もたれに倒れないよう腹筋に力を入れていた。

娘が泣くので息子も泣き出し、診察室はカオス状態。

処置後も泣き止まない子らの泣き声に先生の説明がかき消され、声を張り上げる先生。

診察が終わり待合室に戻るときには娘は少し落ち着いていたが、後ろの息子は泣き止まず。

待合室には多くの人がいたので申し訳ない気持ちになったが、みんな「大変だね」といっているようなあたたかい視線だった。

しかしながら依然泣き止まない息子の声にいたたまれなくなり外で少し待っていると、病院から帰ろうと出てきた女性が「頑張ったんだね」と娘に声をかけてくださった。

こういう言葉には本当に救われる。

全然知らない人でも、気持ちに寄り添ってくれる人がいてくれるだけで安心する。

私も他人のツラい気持ちに寄り添える人になりたい。

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