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すごいぞ!はっせん!■19ーJR九州N700系8000番台

今回はJR九州(九州旅客鉄道)N700系8000番台について語ります。

薄い水色(白藍色)にWEST JAPANーKYUSHUのレタリングが映える

JR九州N700系8000番台は2010年から2012年にかけて、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業にともない8両編成11本の88両が製造されました。山陽新幹線との直通運転を視野に入れた車両で、JR西日本のN700系7000番台と共通の設計によるものとなっています。

8両すべてが電動車です。鹿児島中央側から順に1号車から3号車が5列(3列+2列)座席の普通車で、自由席車両として運用されます。4・5・7・8号車が4列(2列+2列)座席の普通車で、一般的に指定席車両として設定されています。6号車の半室がグリーン室、残りが普通客室(4列座席)となっています。

「みずほ」「さくら」「つばめ」と一部の「こだま」で活躍

新大阪ー博多ー鹿児島中央の各区間で活躍が見られます。前述したJR西日本の7000番台とほぼ同一の区間で走っているため、遠目にはJR九州の8000番台かどうかの判断はつけにくいところがありますが、ホームで確認しやすいのが先頭車(1・8号車)の運転室そばに記載がある車両番号横のJRマークになります。西日本の車両は青、九州の車両は赤のマークがついています。

運転室の窓に「R(+数字)」とあればN700系8000番台とわかる

列車に乗っている場合であれば、車内放送の開始時に流れるメロディがJR西日本の編成とは異なるので、それで気づくこともあるかと思います。

デビューしてから10数年が経過していますが、車両更新の計画もあるようなので、引き続き活躍するものと思われます。

簡単ではありますが、概要を載せておきます。

■九州旅客鉄道N700系8000番台
・製造初年 2010年
・製造両数 88両(8両編成11本)
・制御方式 VVVFインバータ制御(IGBT素子)
・営業最高速度 300km/h(九州新幹線内は260km/h)
・運用線区 山陽新幹線・九州新幹線
・運用区間 新大阪ー博多ー鹿児島中央など(一部区間運転あり)

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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