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ねばる季節を炊く

猛暑から急に20℃を切ったのだから、なんだか調子が狂う。

暑気払いにうなぎを食べたり、夏の終わりに滋養あるものを食べたり、ねばろうよ、乗り越えようよと、応援してくれる食材はつくづくありがたい。


モロヘイヤごはんを炊こう


A
米2合
水450cc
針ショウガ
おろしショウガ
おろしニンニク
塩少々

B
モロヘイヤ
じゃこ
おろしショウガ
おろしニンニク
ごま油
醤油


★SDIM8971のコピー


材料Aを入れて土鍋で炊く。
中火で沸騰、沸騰したら弱火13-15分。蒸らし10分。

モロヘイヤは茎と葉を切り分けておき、茎、葉の順番に湯に通し、湯をこぼし冷水に。水気を絞って細かく刻むと、ねばる。材料Bをモロヘイヤに和え、土鍋のごはんにふわっと混ぜる。海苔をちぎってトッピング。出来上がり。

炊きたてのごはんにモロヘイヤを和えると、粘り気が絡むおかげで、もち米のように、もっちり、しっとりする。もうちょっと、カラダが慣れるまで、そして世知辛いこの世の中、ねばろう。


★★SDIM8995のコピー



※モロヘイヤ茎の毒性については、若い茎であれば安全。(花が咲いた後の鞘と種にストロファンチジンという、なんだか強そうな毒素が含まれるとのこと)



あとがきコッチョリーノ

▶︎工房は窯をたくとたちまちサウナだし、粘土を練ると大きなペットボトル分くらいの汗がぽたぽた落ちるんです。ようやくカラダがこの循環に慣れたのです。▶︎それも束の間、外気が涼しくなって助かりますが、おいおいどうなっているんだ?と、温度調節のつまみをくるくる回しながらわたしたち人間は変化に負けないようねばっているのです。

★クレオパトラ

EXHIBITION INFORMATION 

我妻珠美 陶展「秋を炊く」
2021. 09.  22(水) 23(木)
※2日間限定展示
(展示販売数は通常通り)

新宿髙島屋 10階リビング中央フロア
店舗営業時間ご参照願います。
抽選方法など詳細は後日




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