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伝わるプレゼンの作り方

Voicyの聴きすぎでしょうか。


…台本を読み上げたような音声情報が、ぜんっぜん、頭に入らんのです。

「そのメモちょうだい!こっちで黙読するわ」みたいな気分。せっかち。

てことで、先日の社内プレゼンテーションの目標は「会話するような語り」でした。目標達成にむけてプレゼン練習でやったことを振り返ります。

プレゼンを控えてる人、就活・転職活動中の人、話し方を改善したい人などなどの参考になれば幸いです。


プレゼン本番までの変遷


本番までに練習した回数はこんなかんじ。

5日前 ・・・録音1回、録音ナシで1回
3日前 ・・・録音1回、録音ナシで1回、夫の前で1回
前日  ・・・録2回、むすこの前で1回、録音ナシで3回ほど
当日直前・・・録音ナシで1回ほど

5回目までは不安しかない。台本読んだ方がマシ。
8回目くらいでサマになってきた感。ただ、会話するような語りではない。11回超えたあたりで「なんだか行けそうな気がスル」状態に。
結局、通しで12回ほど練習しました。


練習の中で以下3つを気を付けたました。


❶台本は作らない
❷客観的に現状を知る
❸聴衆者の視線を意識

以下、振り返ります。


❶台本は作らない

冒頭にも挙げたとおり、「読み上げ音声」が苦手。つっかえてもいいから、生の話を聞きたいって思うんです。てことで台本は不要と決めてました。


がしかし!!!

いざ、練習を始めると、欲しくなるんですよ。台本。

(次何言うんだっけ…の)沈黙が怖いから。伝え漏れしたくないから。練習で良い感じに言えたときの成功体験を再現したいから。


てことで、折衷案。
パワポのノート部分に、①箇条書きのキーワード、②スライドの切り替わり直前のフレーズを記載しました。

練習を重ねると、①・②無しでもスラスラ話せるくらいに!(でもお守りで残しておいた)


❷客観的に現状を知る

以前↓自分の話を録音したときに分かった、現在地点の把握の重要性

てことで、今回も録音しました。
なんなら、録「画」も😂


録音/録画したらすぐに聞き返して、自分自身へフィードバック。さらに家族に聞いてもらって、フィードバックもらう。

  • 早口で理解が追い付かない

  • 唐突感のあるスライドがある

  • 助詞が異様に強調されてる感

  • PC画面ばかり見てて、聞き手と目が合わない

  • 表情がかたい


これを何サイクルも繰り返して、納得のいく話し方/資料/ストーリーに…。

わたしの場合、自信もってプレゼンするには最低でも録画→フィードバックが10サイクル必要ってことが分かりました。


❸聴衆者の視線を意識

これ、物理的?な意味の視線です。
そこまでやるか感ありますが、「会話するような語り」のためには相手の目線がほしいってことで聴衆者の視線をgoogleで探しました。

聴衆者の視線を感じられる画像って少ないのよ。そして澤さんが出てきた!

この画像をiPadで開き、PCの横に置く。で、iPadの真上にスマホを置いて録音/録画しながらプレゼン練習する。3デバイスに囲まれた環境が現代人っぽくて笑えますがこっちは真剣ですよ!

なるべくチラチラ聴衆者を見たつもりでしたが、「録画」を確認すると全然ダメ。(なお目線合わせは本番に間に合いませんでした)修行が足りませんな。これあと何回やればできるんだろ…


とまあ❶~❸で本番に挑んだのですが、手ごたえはまずまずといったところ。あとは吉報を待つのみです🙏


おまけ

家族を巻き込んでやったプレゼン練習。

フィードバックや目線意識だけじゃなく、もっと良いことがありました。それは、「応援」。

プレゼン当日の朝、

「あっ!今日、ママの発表会なんでしょ?がんばってね!」
むすこから

背中を押してもらえたんです。これめちゃくちゃ嬉しかった。ありがとう。

応援されるっていいよね。
久々にそのあたたかさを思い出せました。


おまけ2

むすこの保育園での発表会がありまして。
わたしのプレゼン練習を聞いてもらった後は、むすこの発表会の練習をきいてあげました。

それがさ、YOASOBIさんの「ツバメ」で。
YOUTUBEで再生されるホンモノと一緒に、音程はともかく大声で歌い上げる彼の姿はまさしくホンモノでした。なんならちょっと涙出た。

一生懸命な姿って、なんでこんなに心打たれるんだろうね。


おしまい

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