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組織の力学の使い方

小さな力で大きな組織を動かすにはコツがあるよという話をします。

もう金曜日ですね。ラスト1DAY、がんばりましょ~。


さてさて。
ちょっと前に、長野市の公園閉鎖問題がありましたよね。


暇なノイジーマイノリティー VS 忙しいサイレントマジョリティの構造です。ご存知のとおり、結果は暇なノイジーマイノリティーに軍配が上がってしまいました。つらい。


でもさ、、、じゃあどうしたらいいの?
って思いますよね。。

安心してください。答えあります。
voicyパーソナリティのきのっぴーさんが教えてくれました。


組織を動かす大きなレバレッジのかけかた


それは・・・「トップ」に称賛の声を送ること
これが組織を動かす大きなレバレッジになるのでした。


プレミアム放送でゴメンあそばせ↓

相変わらずおもろい。

(ちなみに、この前の放送回「聞いていないオジサンの傾向と対策」も好きすぎて4回は聞いてます。)


役所の意見交換会でめちゃくちゃ褒めてみた


でね。ふと思い出したんです。


今年のはじめごろの話。
地元自治体のトップとの意見交換会なるものに参加してみました。

ちょうど政治ドキュメンタリー映画を観て、政治への関心が高まりだしたころのこと。


下の子どもを産んでから2、3カ月間、ずっと自宅に引きこもっていたし。なんか保育サービスもあるし久々の外出にいいじゃんと思って。(趣味のクセw)

(ちなみに、こないだ生んだばかりのちっさい赤ちゃんをアカの他人の保育士さん(失礼)がかわいい♡かわいい♡言ってくれたのも最高に良き想い出)


意見交換会とは名ばかり、クレーム投下会だった


で、本願の意見交換会はどうだったのかと言いますと
想像とは打って変わって、市民から自治体へのクレーム投下祭りだったんですよ。意見交換ってそういうことかよ!と行ってみてはじめて分かりました。(遅い)


土曜日の朝から集められてさ、市民の矢面に立たされて、クレーム言われるなんて辛すぎない?自治体のトップや役所の部長勢、可哀そうに…と同情すら覚える。


とはいえ、わざわざそういう場に来る市民たちも
それなりの熱量を持つくらい「当事者」なんですよね。

  • 生活保護のケースワーカーに邪険に扱われた人

  • 子どもがいじめにあい、休職に追い込まれた母親

  • 学校に学校指定品の購入場所を紹介してもらえなかった店主


みんな、それぞれ必死なんだよなあ。。

とはいえ、

  • 公共施設にwi-fiをつけてほしい

  • 除雪作業もせずにおしゃべりしてた職員がいた

とか、「ハァ」みたいなひともちらほら。

しまいには「公務員はサービス業だ!」とか言い出す人もいてハラハラ。
あほか!公務員は公務員だっつうの!



そして・・・
せっかく来たからには爪痕残したくなる悪いクセが。。みんなと違うことを言いたくなってつい挙手🖐️


わたしは未就学児2人を育てる母親です。ここ数年で保育園も増え、幼児保育無償化だけにとどまらず給食費も無償化してくださったおかげで、子育てがしやすくなっており大変感謝しております。また、先日の給付金も迅速に振込してくださり~・・・


確かこんな感じで、地方政治の子育て施策に感謝していることをベタベタにお伝えさせていただいた気がします。(もちろん、その後に所得制限を撤廃してほしい要望もちゃっかり伝えた←)




するとね、、


閉会後、子育て関連の部長さんにお声掛けされたんです。

「今日はありがとうございました」と…!!!



まさかのことでびっくりしました。

あのオジサンを喜ばせたいとか一切考えてなかったんですが、結果的に一番嬉しかったのはあの部長さんだったのかも。お仕事の成果を褒められたってことですもんね。上司の前で。ユーザーから。

ああ、行ってよかったなと思えました。



でね、

あれから約1年。

どうも最近の動向を見ていると、子育てに対してさらに注力的に投資されだした感あふれる施策が増えてます。


これはきっと、あのときのわたしの発言のおかげだと思います。(自惚れwww)



木下さん、こういうことですよね?レバレッジって。


トップに対して褒め、感謝を伝える。そしてもっと頑張ろうと思ってもらえる。こっちはどうしたって小さな声だけど、やりかたによってはレバレッジを効かせて大きな組織も動かせる(かもしれない)。

そんな組織の力学を教えてもらえました。


当たり前に対する感謝の声ホシィ

あとね、

問題があったときだけ意見すんじゃなくって、
逆にイイことあったときだけ褒めるんじゃなくて。

なーんもなくても、

当たり前の日常を遅れていることそのものに感謝の声を伝えると、中の人、ほんとうに喜びます。(なにかの中の人より)


ノイジーマイノリティーならぬノイジーマジョリティーめざして、お褒めのご意見、バンバン発信していこうなと改めて決意しました。


おしまい

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