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大学生はなぜ授業を聞かないのか


大学の授業って実は誰も幸せにならないシステムではないか。全ての大学生に、机につかせて教授の話を聴かせる。しかし、授業を聴くか聴かないかは自由。教授は授業をしたくなく、生徒は授業を聴きたくない。一部のやる気ある生徒が知識を習得したいのなら、一年の前期から、希望者だけのゼミの形をとればよい。そうでない人は好きなことをやらせ続け、超ゆるゆるのテストだけで成績をつける。そうすれば、生徒はとことん興味を持ったことに進み続け、生まれるのは個性豊かなスペシャリスト達、ではなく社会性を失った限界オタクばかりでしょうね。まあ、この大学の授業というシステムは変わらない前提で、なぜ教える側も教わる側もやる気がないのか、そしてそんな授業という無用の長物に大学生はどう立ち向かえばいいか、考えていきましょう。

なぜ授業をきかないのか その1 今までのやらされる勉強からの解放。

大抵の親は、子供を大学に行かせることに必死で、いざ入れたら、あとは子供の好きなように日々を送らせる。それ自体は素晴らしいことだけど、子供たちは、逆に言えば高校までは、親にも学校にも基本的には勉強しろと言われて過ごしてきた。もちろん子供にとやかく言わない親も学校もたくさん存在するはずだが、それでも根底にある「勉強する子はえらい」という価値観は、子供には無意識のうちにしみついている。だから子供たちは高校受験や大学受験は、皆ある程度以上は頑張るのだ。大学受験になれば、ある程度は本人の意思でやらない選択をすることも可能なのに。しかし、子供は辛い受験勉強を、「遊ぶためにある学校、大学」で生活するために乗り越えるのだ。そのため、大学に入れば、もう糸が切れたように遊ぶ。好きなことだけ頑張って、サークルの飲みで酔いつぶれて、恋人とのエロエロにあけくれる。実際、大学生活って始まればそんな輝いてないんだけど、とにかく、大学に入ってからもわけわかんねー理論やら数式を探求する奴は逆にバカだという話で、大学で勉強する気がないのは至極まっとうな話なのだ。

一生懸命勉強する人ほどこうなりがち


なぜ授業を聴かないのか その2 社会をなめくさった大学生

近年、スシローの某事件での訴訟沙汰や、コンビニでのアホな言動の動画をSNSに挙げる人が増えた。自分は前者に対しては擁護派で、後者に関してはさすがになめすぎだという認識だ。(なぜスシペロした学生を擁護するかは、機会があれば記事にします。それと、エスカレーターにショッピングカート転がすような輩は大嫌いです。)そういう事件が起こるたびに、「社会の最低限のルールすらわからないのか!」「やれやれ、最近の若いもんは、、、」って声がSNSに市民権を得たかのようにはびこるんだけど、いやいや、大学生だって、それらに負けじと社会のルールなんて全くわかってませんよ。以下、簡潔に大学生の社不ぶっ飛んだエピソードを述べていく。
・実習などで先生が説明している真ん前でスマホゲームしてるやつ(距離1メートル)
・バイトをサークルだと思ってシフトに自由参加ばかりしてるのにグループラインで飲み会と遊び企画してクビになってるやつ(その非に気付かない)
・学部内に彼氏がいるが、そいつに内緒で他大のサークルに入ってそこの男どもでバイキングしてる清楚系ビッチ(僕もいただかれました。気持ちよかったです。)
・すべての授業の出席とテストとレポートを代返してもらってその代わりに週1ヤらせてるギャル
・周りの目を気にしな過ぎて授業に下着で来たりデート中に村々したら駐車場、公園、小道ですぐいたそうとするデカ珍。
・1年の夏休みに北海道までバックパックしてもらうって旅立ち、授業再開しても音通不振で、4年になってしばらくしたらキャンパスにいて、話聞いたらそのあとロシアに連れてってもらってその土地その土地で仲良くなった人に他の国への飛行機チケット買ってもらい、25か国目のイギリスのマフィアのボスに気に入られて、毎日グッチのスーツでクラブでドンペリ飲んでたけど、そのマフィア団体が内部抗争で崩壊して別の派閥に狙われて逃げ帰ってきて今日3年ぶりに大学来たらしいが、親にも大学にも連絡しなかったためさっき退学になったことを知り、次の日から総合格闘家になったやつ。(その後そのマフィアが追ってきたから、自衛隊に入ったらしい。ちなみに格闘家としての二つ名はマフィア・オブ・バックパッカーらしい)

まあこんな感じで、大学に4年もいたら大抵社会に必ずしも向いているとはいいがたい体と心になっている人がほとんどだ。これは大学の偏差値とかは関係ない。みんなそうなっちゃうのだ。それはそもそも、大学では何やっても許されるから。教授は生徒のために叱る義務がないから何やっても何も言わないし、そもそも昔よりはマシだが大学というのは社会性に著しく欠けた場所だから。まあだから授業聞かんのか聞かないからこうなるかは鶏と卵だが、(自分は鶏が先だと思ってるけども)大学生というのはそもそも社会をなめ腐ってるよといういうことでした。

花粉の季節は、薬をしっかり飲みましょう。QOL上がりますよ

なぜ授業を聴かないのか その3 つまらない

大学の授業はつまらない。教授の話は助長でどうでもよく、生徒は自分の興味ある事を思う存分できてる。じゃあ聞かないやろ。

この風景を90分ずっと集中して見てられますか?

なぜ授業を聴かないのか その4 授業は休憩時間。

趣味とバイトなどの休憩時間に使われがちだ。大学生によっては朝7時に家を出て、夕方5時まで授業を受け、その後深夜までバイトして次の朝また授業、、、となると想像以上に忙しくて休めない毎日になる。多くの大学生は、一見何の意味も持たないような授業から多くのことを吸い取って未来に役立てるよりも、来月分の小遣い稼ぎの方が重要だ。実際、バイトを頑張ってようやく生活できる人たちもいるわけだから、授業は普段の生活の中でとかく後回しにされがち。

なぜ授業を聴かないのか その5 え、大学の授業を真剣に聴いてる人なんているの!?やばくない!!?

バカが世論をゆがませる。社会も学部内も構図は同じ。

 いかがだったろうか。これらの理由によって、大学の授業は誰にも望まれていないくそシステムになってしまった。大学生はじゃあ、4年間大なり小なり授業で時間を浪費してしまうことになるのか、、、
いや違う!!あの授業達に意味を与えるのは我々だ!!あの勇敢な大学受験を!!哀れな学費たちを!!想うことができるのは!!学生である我々だ!!    てことで、以下授業の有効活用法を紹介していきます。

大学の授業の活用法その1 朝活としての1限

大学生は昼夜逆転しがちだ。何の予定がなかった日でも、夜ゲームやYouTubeをみて夜中に寝るのだからもうどうしようもない。そんな大学生は、午前中だけ対面授業を入れるのはどうだろう。これなら夜はほどほどにして次の朝はしっかり起きて、午前ないしは1限だけ受けて、キャンパスを出る。そしたら自由で有意義な時間が待っている。昼間まで寝て午後をだらだら過ごして全休日終わりました!!TEHE☆ってならない。別に授業をちゃんと聞く必要はない。そもそも1限にちゃんと行ってるだけで凄いことなのだ。そんな自己肯定感とともに、昼からの時間を過ごせたら、大学生活は充実するだろう。

大学の授業の活用法その2 出会いの場として使う

大学の授業は、実は誰かと仲良くなれるチャンスがちりばめられているのだ。学部学科関係ない教養系の授業は特に、1人で来て1人で授業を聞く人が一定数いる。それにこっちとしても、顔なじみは少ない傾向にあるから、絶好の出会いの場なのだ。以下、異性と仲良くなれる方法を記載する。
1 一回目の授業でタイプでかつ一人で教室にいる子を見つける。一回目は声をかけない。
2 二回目の授業で、その子にここすわってもいいですか?と声をかけ、椅子を一つ開けて座り、そこで一限に来るの大変じゃないですか?と聞くと、その子が住む場所の話にも持っていきやすい。初対面で上手く話が進まなくても、ゆーて先生がすぐ来るし、相手も午前中の授業はおしゃべりするテンションでもないから、会話の出来は気にしなくていい。
3 授業が終わったら、もし昼ご飯の時間なら「よかったらこのまま学食でもいきませんか?」と聞く。今日は一緒に食べる友達がいないのでみたいな理由をつけると自然だ。大事なのは、できるだけ初回からご飯に誘ってみること。
これは大学だからできることなのだ。意外と誘われた方は、この人がフレンドリーなだけかーって思うことが大半だ。まだその人のことを良く知らないからだ。そうして簡易版デートが完成する。もし学食に知り合いがいてどうしても恥ずかしいなら、近くのマックでもいい。最初にご飯に誘えないと、ただ授業で会うだけの人に落ち着きがちだ。経緯はどうあれ学食に行ったのなら、課題の協力を口実にラインの交換もできるし、初日から課題についてでラインができる。もしこの後バイトがあってーとか言われても、途中までキャンパスを歩くだけでも、新たな出会いの予感を向こうにも感じさせることができるだろう。鉄則は教室の中でまた来週~はさけること。
最悪、これは仲良くなるの無理だって思ったならその次の週から教室の端でやり過ごせば、まあ2,3週は気まずいけど、割とすぐ赤の他人に戻れる。だからできるだけ大きい教室で、人が多いところがいい。

あと言っておくけど、上記の方法でこの授業のこの子とちょっと仲良くなったくらいで、他の授業は一人でいようみたいな変な一途心出さなくていいからね。結局大学なんて男女ともに一途じゃない方がモテるし、もしほかの子と学食行ったときに別の授業で学食行った子とあったとして、どちらの子にも、「え、、、自分より向こうの方が本命なのかな、、、」と思わせるだけでこれはむしろ相手を焦らせるいい効果を発揮する。まそんな感じで、上手く出会いの場として使うといいよって話でした。

幾田りらちゃんと同じ教室の空気を吸いたかった

大学の授業の活用方法 その3  教授の生え際に注目して授業を聴く

男子の皆さんにおすすめの活用法だ。大学生は、友達間で、別にはげてないのにちょっと髪型的に地肌が見えるだけではげイジリが盛んにおこなわれるが、それ、大学教授に面と向かって言えるのか。(あとはげははげってひらがな表記しないとだめだよ。カタカナ表記はすごい失礼だよ。カタカナのはげって該当者に精神崩壊をきたすからね。ほんとに死のうかなって思わせるぐらいのストレスだからね。みんなもそれぐらいは気をつかってあげよ?たかが表記で全然違うからね?わかったやくそくだよ?)でも、それだけ男にとって男性型脱毛症の関心が高いということだ。いつか直面する絶対に直面したくないことだからね。そこで今回の提案なんだけど、教授の髪型及び男性型脱毛症の進行度に注目して授業を受けるというのはどうだろう。教授が前向いて話してるときは生え際、後ろの黒板に向かって書いているときはつむじがよく見える。もはやつむじという概念が存在しない人、レジでピッてできるような後頭部をお持ちの方、おでこがサハラ砂漠になってる人、ベジータ、etc…その人が漢としてどんな荒波を超えてきたのかが伝わってくる。その人だってなりたくてそうなってるわけじゃない。だから、きっと教授に対して今より少し尊敬して、かっこよく思えてくるはず。その結果、授業がしっかり頭に入るかもね!!!
注)今の部分を見て、気分を害された人がいるかと思われます。謹んでお詫びお申し上げます。自分はそういう系統の悪口は父親にしか言ったことがありまん。裏でもです。僕ははげても日々強く生きている人々を、心から尊敬しています。ジェイソンステイサム大好きです。また、これ以上症状を悪化させたくない人に、心からのお願いです。一度AGA治療をしてみてください。月1万円以下で、抜け毛を減らす薬が買えるはずです。髪の毛を生えさせる薬を追加で買っても月2万円ほどです。行きづらい気持ちは分かりますが、クリニックはそういう人たちが来るところですので、誰も鼻で笑ったりしません。どうか行ってみてください。商業職が強いクリニックは、なんか法外なプランをおすすめしてきますが、それはすべて断りましょう。日本で認可されているフィナステリドとミノキシジルだけを買いましょう。これが今回の記事を書き上げた本当の理由です。)

大学の授業の活用法 その4  寝る

これが結論。後ろの席で寝ましょう。

まとめ

今回は、なぜ大学生は授業を聴かないのか、そしてそんな授業をどのように活用すればいいかまとめてみた。最後になるが、この授業というシステムが始まったころは、生徒はみんな真面目に受けていたんだと思う。今よりも大学ははるかにエリート機関だったし、生徒も俺たちは選ばれた特別な存在だという厨二病的な自覚を持って勉学していたのだろう。それがいつしか、大学の数は増え、もはや大学生は当たり前の存在になり、いつしか大学の授業というシステムは限りなく生産性が低いものになってしまった。今の時代は、今の時代にふさわしい授業の受け方、利用方法があるはずだ。今回の記事が、皆が少しでも有意義に授業時間を使うことに役立ててもらえたら幸いだ。ご清聴ありがとうございました。


食おうぜ学食のカレー!!(家のレトルトの方が上手いけどな)


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