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【松本市】旧城下町の都市構造が残る探索性の高いまち

最近街歩きが好きなタイプな気がしてきたので、なんとなく街歩きレポをはじめてみようと思う。

ということで、今回は長野県松本市。
松本市といえば松本城であり、天守閣の残る数少ない城として国宝に指定されているけど、今回は城には行かずに周辺の旧城下町をひたすら歩き回った。
もちろん松本駅周辺もほとんど歩いていない。

松本市は第二次世界大戦の非戦災都市ということで、土地区画整理があまり行われなく、旧城下町の区画割りがそのまま残っているところが多い。

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これは、松本城の南東あたりの現況だが、土地区画整理後の碁盤目状とは程遠い複雑な街路構造。
十字路の交差点もズレていて、これは外敵から侵入されにくいようにあえてそうしたのだとか。

松本市は、そのような街路構造の複雑さゆえの、探索性の高い、街歩きに飽きない街であった。

特に魅力的だったポイントを写真とともに挙げると、

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とりわけ松本城から南東部周辺には細路地がいたるところに張り巡らされ、探索心をくすぐる。


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そのような細路地と飲食店の組合せからなる横丁のディープ感はかなりのものである。


また、気温は30℃超えで、熱中症になりかけたけど、

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街中いたるところに井戸があり、冷水浴び放題。


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そのあと、橋の上から美ヶ原高原方面を眺めれば、自然にととのえる(疑似サウナルーティン)。


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幅員が狭い道でも、歩行者が歩きやすいように、舗装を分けている道路が多いのも素敵なところ。


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古い区画が残っている街の特徴として、道路に面していない(建築基準法の接道義務を満たしていない)家が区画の中央にある状態は松本市でも多く見られた。

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その名残なのか、門だけが佇んでいるという趣深い一枚。


こういう街歩き系の投稿ってカジュアルでよいかも。

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