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世界はまだまだ面白い!#75 円安、金利

34年ぶりの、1ドル=158円台の歴史的な「円安」が話題になっています。比較の対象をどの時点とするかで、「円安」になったり「円高」になったりしますので、長い目で考えれば一喜一憂するものではありません。「金利」も長期金利が上がって、住宅ローン金利が固定で1~2%弱に上がったとニュースになっていますが、これも起点をどこにするかで見方は変わってきます。

私が新婚旅行でハワイに行ったのは40年前の1984年ですが、当時レートは1ドル=240円台でした。「今」を基準に考えると、とてつもない「円安」ですが、そんなに何でもかんでも、ハワイは高いというイメージはありませんでした(その後、1985年9月の「プラザ合意」を受けて、1986年には1ドル=
150円台となります)。戸建ての家を手に入れた1992年には、金利も上がり続けて住宅ローン金利は、固定で7%台でした。「今」を基準に考えると、とてつもない「高金利」ですね。

私の新婚旅行時のレート、戸建て購入時のローン金利と比べると、「今」は、大変な「円高」で、超「低金利」となります。子育ても、何の支援策も無かった時代に、子供3人とも「私学」です。初任給11万5千円で入社した「普通のサラリーマン」の私でも、こつこつ真面目にやっていれば何とかなりました。歴史的な「円安」とか「住宅ローン金利上昇」とかの、過熱気味の報道に惑わされずに、地道に「人生設計」をして、一歩ずつ、着実に進んでいきましょう。


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