見出し画像

ミニ四駆の思い出

私が小学校の低学年の頃に漫画雑誌でミニ四駆が紹介されていて、車のプラモデルに電池を取り付けると、そのプラモデルが前に走り出すというもので、子供心をくすぐり、祖父などにもらったお年玉などを使って、ミニ四駆を買いに行きました。

私が最初に買ったのは、600円の普通の緑色のマシンでした。家に持って帰って、箱をわくわくしながら開けて、モーターやギアなどを取り付けていって、電池を入れてスイッチを入れたら、無事に発進しました。

隣の家のお兄さんは、色々改造を加えていて、タイヤをスポンジタイヤに交換して滑りを減らしたりして、ホイールもヤマブキ色の特殊なものを取り付けて、それを取り付けると走行の安定感が増すということでした。

他にもパーツがたくさん売られていて、本体のプラスティックをナイフで削って軽量にしてみたり、ギアを速いスピードが出るものに変えてみたり、角に輪を取り付けてコーナーリングが上手くできるようにしたり、モーターを性能がいいもの替えてみたりする人がいました。

電池も普通の乾電池以外にアルカリ乾電池やニッカド電池で性能を比較したり、ミニ四駆に色を塗ってみたりしていました。私はモーターに興味を持っていて、自分が買ったミニ四駆のモーターは色がついていなくて、普通のタイプのもので、お店にいけば、黒く塗っているモーターや赤く塗っているモーターが売ってあって、とても欲しかった覚えが有ります。

ミニ四駆のサーキットコースも市販で売られているものもあり、手に入れたら楽しいだろうなと思っていました。近くの農協の敷地でミニ四駆のサーキットコースが設けられてミニ四駆の速さを競う大会も行われていました。

ミニ四駆は全国的にブームになり、アニメや漫画にもなって子供たちを熱くさせました。静岡県にあるタミヤ模型もミニ四駆のヒットで一躍有名になりました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?