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自分で生活を面白くする

私たちが、生活で満足感を感じるには金銭や仕事や友人関係などの外部環境に恵まれているということも大事ですが、自分自身の内面の充実という部分が要するに自分が物事を楽しいと感じる能力がとても大切だと思います。

自分自身の精神が磨かれていて、物事を肯定的にみる力が高かったり、
楽しさや面白さを見出す力が高ければ、物が少なくても自分で工夫して
快適に満足して生活することが可能になります。

現代に生きる人は、楽しいサービスを受けることに慣れている人が多いと感じます。生まれた時から優れたゲームソフトがあったり、遊園地やレジャーがあったりして、周囲から与えられることに慣れています。そのため自分で楽しむ力を上げるという考え方を忘れがちです。

しかし生活を楽しむ力は、自分自身で工夫すれば改善できる部分だと思います。「私が子供の頃は。野山でかくれんぼして遊んだものだ」というのは、
昭和のおじさんのようなセリフですが、実際に昔の人は、野山で遊んで

感性を鍛えていたので、自分で物事を面白くすることが上手だったと考えられます。一方で、現代人はバーチャルで遊ぶことに慣れていて、野山で遊ぶことは環境が少ない上に、機会が限られます。なにかをしようとするとすぐにめんどくさくなってしまいます。

野山にいくと、いろいろな石ころが落ちてあったり、枝切れが落ちてあったりします。石ころを川に投げて、どこまで水面を渡らせることができるのかを競ったり、枝切れを自分で工作してチャンバラごっこをしたり工夫していると

できることは無限に広がります。そういうことをして感性を磨いていると
普段の仕事や生活に楽しさを見出しやすくなります。

野山で遊ぶことは、ゲームなどのバーチャルな遊びに比べると刺激が少なくて物足りなさを感じると思われますが、感性が磨かれて自分で工夫したり
して新しいことを考えるという習慣が得られます。

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