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就活振り返り【前半戦】と再出発


タイトルの通り、新卒就活の前半戦を振り返り、そして後半戦への再出発に向けて情報と思考を整理したいと思う。

近年の新卒就活のスケジュールは、①早期ルート②通常ルートの2つある。(①が前半戦②が後半戦)

タムタム百科事典(2024)より

①の早期ルートは、大学3年生の夏頃に開催されるインターンシップに参加することをまずは目標にし、就活を始めるルートである。

夏インターン参加後はちょくちょく選考があったり(これは超々早期。年内で内々定の労働権最速獲得ルート)、特に何もなくまた冬頃に開催されるインターンシップに参加したりといった感じである。その後は夏or冬インターン参加という実績に基づき行われる、囲い込み漁のような流れのままに特殊ルートで面接が行われ、3月~おそらく遅くても5月までには内々定が出るという流れである。

以上、長い説明でした。


3月19日の現時点では、特殊ルートに乗っている企業の選考が数社ほど残っている状況ですが、ここでも構わないという企業から既に内々定が出ているため、空気の抜けた風船のようになっています。


しかし、ここで就活を「はい、終わりー」とするのはなんだかモヤモヤする。

というのも、今までの就活が「内定くださいお願いします…(とりあえず内定よこせ!)」の就活であったことを完全に否定することができないから。
やはり内定0(いわゆる無い内定≒NNT)の状態では、自身の労働者としての権利を強気に主張、重要視するような就活をするというのは難しいものです。自分は学生という立場だし、性格も慎重派なので尚更。感覚的には、頭に拳銃突き付けられているようなモンです。労働者と会社は対等であると自分を腹落ちして納得させるためには、やはり内定を獲得することがまずは重要な気がします。自分のような慎重派の学生なら尚更。


そんな慎重派学生の自分も、大学3年生の6月から就活を始めて3月にやっと1つ内々定を獲得したわけです。長かった…


特殊ルートの選考がまだ数社残っているとはいうものの、気分はすっかり早期ルート(前半戦)終了、さらに言えば就活終了の気分もほんのりとあります。勿論ここで新卒就活を終えたって全然問題ないわけです。内々定先の会社も良い会社だと思ってます。

しかし、いざ内定を得てみると不思議なことに、さらに良い会社はないだろうかとわらしべ長者のようになっていきます。今まで「この業界で働きたいんです!」「御社で働きたいです!」と言っていたのに訳が分かりません。業界見境なく高い給与と厚い福利厚生の会社を調べまくる姿は、もはや気が狂ったとしか言いようがありません。こうした事象は新卒就活ではもはや鉄板ネタとも言えるそうなので、特段驚いたりはしませんが、なんだか目が覚めた気分です。面接で夢を語っていた自分はどうやら小さくしぼんでしまいました。


振り返ってみれば、こうなることは必然だったのかなと思います。

3年生の夏に目をつけていた業界は「飲料、食品・金融・コンサル」冬は「飲料、食品・金融」そして年明け以降は「金融・電気ガス・出版・玩具メーカー・その他諸々」内定獲得後は「金融・電気ガス・出版・メーカー系」もはやメーカー"系"です。広すぎます。

でも全く興味ない業界は興味のないままなので、一応、多少なりとも興味はある業界ということにはなりそうです。


就活後半戦(3月~6月)に向けて自分のやるべきことは何か。
まずは、自分の納得できる労働環境条件の確認です。
というかこれさえ整理できれば大丈夫そうです。

という訳で就活再出発です。

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