TT a.k.a. Namacha

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最近の記事

挨拶

「寒くない?」 それがその人なりの挨拶であると気づいたのは、いつも通りのぎこちない返答をした数秒後のことだった。 最近のぼくの日課は、近所のサイクリングロードで朝ランニングをすることである。 もともとは部活の寒稽古として期間を決めてやっていたことだが、なんとなく続けている。 こう朝方に走っているとランニングロードにも顔なじみが増えてくるものである。 原色で目立つランニングウェアを着けて走っている男性。 道添いのお家から吠えてくる柴犬。 毎日同じ色のマフラーで自転車

    • 「比較文化論の試み」にいわゆる「自己分析」の源流を感じたという話

      このnoteの三点要約・比較文化論をやっていかないと、日本の文化が死ぬらしい ・自分のルーツを歴史から掘り起こして言語化する、という比較文化論というアプローチは、就職活動でおなじみ「自己分析」にも通ずるものがあると思った ・2020年に入ってからも、相互理解が欠落しているコミュニケーションは多いと思った。例えば相互理解が欠落のもと議論をやっているネット言論空間は乱脈を極めていることがわかる 所感私は結構決まりとかしきたりに厳格な人間でして、外部が理想としている人間像みた

      • 7人の侍は社会に出るならば観ておくべきだと思った

        このnoteの要約・組織論として完成されている、今にも通ずる映画 ・侍集めのパートは就活生必見 ・基本人生に必要なことは大体語られている。どこを切り取っても名場面 とあるゼミみたいなところで課題に指定された作品です。 組織を運営する上で必要なことがみっしり詰め込まれていて、観るのにたいへん頭を使いました。 これ、就活生必見じゃね?出てくる場面がピンとこなかったら社会語れねーよ、と思ってしまった。 映画中で「七人の侍の教え」ポイントがたくさん出てきてて、総花的な論評

        • インドネシア大虐殺における世界史の構造が事件の当事者に与えた影響 ーー実行犯に情状酌量の余地はあるか?

          はじめに 映画「アクトオブキリング」は、概要説明から明らかに1960年代-1990年代のスカルノ・スハルト大統領統治下で起きた「インドネシア大虐殺」を題材にしているとわかります。 この映画の論評のされ方としてよくあるのが 「9.30事件の実態をドキュメンタリー映画として明らかにした歴史的な意義のある作品」だったり、 「当時行われた非人道的な悪事の真実が白日の元に晒された、勧善懲悪の映画」だったり、 「主人公が当時犯した罪に映像制作を通じて向き合う、贖罪の物語」といった

          新しいサークルを立ち上げるnote

           こんにちは。生茶です。普段は、群馬県の大学で経済学の勉強をしており、大学ではTT(ティーティー)とも呼ばれています。たまに都内の謎のバーをウロチョロしたり、カレーを同期にふるまったりして面白がられたり白けられたりしています。よろしくお願いします。 周囲に流され、なあなあに生き始めてから19年。地方都市にいつの間にか存在し始めてから半年が経ちました。たかが大学生ごときのサークルを新設したくらいでnoteなんて書かないんでしょうが、半年間の精算も兼ねて文章を記したいと思います

          新しいサークルを立ち上げるnote