こんにちは、（ほぼ）無職のタナカさんです。

無職じゃまずいだろっ！！ってことで
今はセルフベーシックインカム（早い話が貯金の切り崩し）と
フリーで動画編集をしています。

そして実労働以外で収入を得ようと考え始めています。

今回は、信用にはまずGiveなのよね、っていうお話です。

この記事を読んでほしい人
✅どうしても自分のことを信頼して欲しい人がいる人
✅信頼について知りたい人

▼Ubarの創設者は筋金入りのVC嫌い

2019年　Uberが上場しました。

わざわざ説明することでもないですが…

Uber
配車サービス

タクシー会社に勤めていなくても
Uberに登録すれば、
誰でもドライバーとして働くことができる。

そのUberの創設者の一人トラビス・カラニックさん

Uberが上場することで
トラビス・カラニックさんの
インタビューが増え
トラビスさんの「これまで」を
知ることが増えました。

そこで知ったことは
トラビス・カラニックさんって
今まですごいステップを
踏んでいることを知りました。

全部を紹介すると
えらいことになるので
今回は
1部の中のさらに1部を紹介します。

題名にも書きましたが

このトラビス・カラニックさん

筋金入りの「VC嫌い」で有名。

VC
ベンチャーキャピタル

将来成長が見込めるベンチャー企業や
スタートアップ企業に投資する組織のこと。

なんでトラビス・カラニックさんがVCを嫌いに、
しかも「筋金入り」が付くくらいになったのか…？

▼そりゃ嫌いになるわな

嫌いになったのはトラビス・カラニックさんは
VCに2回痛い目にあったのが理由です。

①投資してくれへん上に…

トラビスさんは
18歳の時に
検索エンジンScourを
起業しました。

その時のトラビスさんは本当に
このScourの為に集中していました。

どれくらいかというと

◆友達
◆家族
◆自分の時間

全てを無視していました。

そのおかげで
資金を出してあげると声を掛けてくれる
VCが現れました。

ただしその時の条件が

俺か　俺以外は許さない

とローランドさんより
キツい条件を提示しました。

投資はする。
けど、途中で「他のVC」が入るのは無し。
（相談もダメ）

ということ。
それでもScourを成功させたいためか
トラビスさんはその条件を吞みました。

でも、投資は全く行われず、
とうとう
「マジでお金が無い！」

という状況にまでなって
そのVCに

「投資する気ないですよね？だから別の投資家に相談します」

と伝えました。

するとそのあと
しっかりとその
VCから訴えられました。

「だってその条件で私はあなたに
投資するっていったでしょ？」という
理由です。

追記：
調べると、どうもこのVCは「あえて投資しなかった」という噂もあり。
▼
あえて投資しない
▼
トラビスさんが「限界よろしく」で
別の投資家に相談する
▼
契約と違うと訴えて
賠償として
最初からトラビスさんのサービスを
ふんだくろうとしていた…

らしいよ、らしいよ。
超こわい…

しかも
まだまだ続きはありますよ！

さらにそのScourが
複数の企業から訴えられ、
総額2500億ドルにも及ぶ法的責任を問われる
ことになりました。

（もともとScourのサービスが
若干違法的な部分があったのが原因）

そのような状態になった時に
そのVCは
「俺関係ないから」とScourの権利を手放しました。

出資しない上に、ヤバくなったら責任取らない

これを10代で経験するとなかなかのトラウマものですよね。

②出資するって言うたやん！

その7年後

Scourと結構似ている「Red Swoosh」を起業しました。

Scour（違法）
Red Swoosh（合法）
くらい似ているｗ。

サービス自体は良いので
「君のスタートアップ良いね！10億円出資するよ」と
VCから声がかかりました。

やったね！トラビス！

でもそのあと…

「いや～他の人にも声かけたんだけど10億集まらんわ～マジごめん☆」
と出資の話はなくなりました。

なんやかんやで結局
別の企業に2300万ドルで売却という形で
終わりました。

ギリギリセーフ　トラビス…

この経験でトラビスさんはどう考えたでしょう??

VC マジでくそだな

これですね。
実際はもっと
Fワード満載だったでしょうね。

あいつらはクソだ。
あいつらは金を出してくれる
だけの存在。

結局、自分がヤバくなったなら
平気で俺を切る。

絶対にあいつら（VC）に
コントロールを取らせない。

この様に
筋金入りの「VC嫌い」のトラビスさんに
なりましたとさ。

▼やったね、上場したよ！

そして、なんやかんやで
トラビスさんはあのUberを
創設することになります。

おめでとう！トラビス！

この
Red SwooshからUberまでに
すごい面白いエピソードがあるんですが、
それはまた別の話。

まぁ話は戻って

Uberが上場した時
VCなどから調達した金額は1兆円。

もう私のPCも打つことがない金額だから
1腸炎って変換されたよ…

そんなすごいUberの上場。

だまっちゃいないのが
投資銀行です。

なんとかしてUber「金のなる木」を
手に入れたいわけです。

なぜUberは投資銀行にとって「金のなる木」なのか？

アメリカの場合
投信銀行に入っている企業が
上場の時に「調達した金額」の
3％～5％の金額が投資銀行に入ります。

先ほども書きましましたが。

Uberが上場した時
調達した金額は1兆円。

これの3％～5％…

3,000億から5,000億

3,000円　置くのちゃうで！

3,000億やで！

これはね、大阪の一部の年齢の人にしか
わからんネタですね。
（分かる人は是非コメント欄にお願いしますｗ）

何にもしなくても
3,000億から5,000億手にしたいかぁ！

となれば

握りこぶしを天高くつき上げますよね！

なのでこぞって投資銀行が

うちの投資銀行に入りませんか？

とアプローチをかけたそうです。

でも、投資といった「お金出しますよ」系に
関しては
ハートブレーク トラビスなので
なかなかOKをすることは
ありませんでした。

まぁそんな中でファイナリストが
2組決定しました。（M-1か）

JPモルガン　か　ゴールドマンサックス

▼トラビスさんが選んだのは？

JPモルガン

なぜトラビスさんはJPモルガンを選んだのか？

◆メリットをとにかく良くした？
◆とにかくUberの条件をひたすら呑んだ？

いやいや、そんなんじゃ
トラビスの心は癒せないゼ。

何をしたかというと…

JPモルガンのトップがパートでUberの運転手になった

マジですよ！

きっと
どんな条件を出してもUberは首を縦には
振らなかったんでしょうね。

もう捨て身の作戦ですよ！

俺 今からUberの運転手になるから！
それくらいあんたにマジぼれなんだよ！

ということをアピールしたんですよね。

もう、あんた（JPモルガンのトップ）漢だよ…

そんなことをされちゃあ…ねぇ？

トラビスさんは信用しちゃうわけです。

真剣さをアピールするには

好きよ、好きよと言うだけ
またメリットだけを見せるだけ
ではなく

自分が行動することが大事

▼さいご

でもこれには裏があってね。

捨て身の作戦でJPモルガンのトップは
Uberの運転手になったわけです。
すごいね！

という話です。

が！

よく、考えて下さい。

Uberの運転手になったと言えど、
「ずっと」ではないですよね。

どれくらいの期間かは、
追いきれませんでしたが、
たぶん半年未満だと思うんです。

しかも「パート」なので
ガッツリ働いたわけではない。

つまり、半年間
「ちょっと頑張った」だけで

3,000億から5,000億入るってなったら、

……

…

…

…

ですよね。

しんどいけど
短期的に頑張ればかなりのメリットが手に入る

しんどくないけど
少しのメリットしか手に入らない

どちらかを選んだ時に

JPモルガンのトップは

と選ぶ所が
やっぱりすごいですよね。

どれだけお金欲しいねん！という気持ちと
それを行動に移す泥臭さ。

やっぱり、世界トップの投資銀行のすることは違いますな。
と思いました。

こんな長文よく脱落せずに読んで頂いた
そこのあなた！
優しさの塊かよっ！
ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

***

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