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インドには呼ばれた人しか来られない

インドに来たからといって何かが劇的に変わる!!というような事は

全くもってなくて、

日々少しずつ、気がついたら変わるものだと思っている。


だから、2ヶ月とか短い期間で

「インドで人生変わったわ!」という人間が私は正直苦手である。


そんなに簡単にインドに来て大きく変われたら

人生楽じゃないでしょ、と。

それでも人生が大きく変わった!って言うなら

それまでの自分のキャパや知見が人より少なかったことなんだと思う。


でも、なんとなく半年くらいここで暮らしていると

少しずつ変わっているらしい。

そう人から言われることが滞在期間1年半を超えた今、多くなってきた。


気が強くなっただとか、逞しくなっただとか。

言われるのはそんなことだけで、正直劇的な変化というのはない。


ただ、私は自分自身が何もかも放棄したいくらいに

何も見えなかった、何も望めなかった心境でインドに来たから

正直一度強制的に悩み事から離れたのがよかったな、とは思う。


だから、人生に迷ったらインドに行け!なんて人の言葉も

嘘ではないなとは思いつつ、だからと言って何もしなくても

何かが見つかるような国ではないと言いたくなる。

一度強制的にしがらみや悩みから切り離されて

自分をクリアにするのには適している土地だとは思う。


私はインドに来て、しがらみや嫌になっていた音楽のことも全部放棄した。

そして一度環境を変えて、少しだけ音楽もやろうと思えた。

人の勧めだけど、動画投稿も始めた。

それが前職の日本語学校の教師でも活かされ、

同時に今のマーケ動画制作という仕事にも繋がっている。


全て無駄ではなかったと思っているし

全て自分の実力だとも思っていない。

ただ人生の流れに任せていたらインドに辿り着き、

そのまま流されてやりたいと思ったことをしていたら

人からのご縁をいただき今の状態にたどり着いた。


インドは呼ばれた人しか来られない、と在住者の間では言う。

呼ばれていない人は体調を大幅に崩したり、

ストレスに耐えられず帰ってしまうそうだ。

それは、耐性を持っている人しか残れないという意味でもあり

実際に来るべきタイミングの人しか呼ばれないという意味でもあるのかも。


来たことがない人も、来たことがある人も口を揃えて言う

不思議な国、インド。

在住者からはよく帰任時に

離れたくても離れられない恋人のような存在、と形容される。


うまく言った例えだなと私も共感する。

いつでも離れられるけど、いつ離れても寂しい気がするインド。

もうすぐインド生活も3年目を迎える。

当初の予定では3年くらいで帰る、と思っていたのに

あっという間に2年が過ぎてゆく。

私、いつ帰るの?という疑念を持ちながら過ごす今日この頃。

いつ決断できるのは、ガネーシャのみぞ知る………?


2024年3月2日(土)昼 @京都 山科 カフヱのちオンガク室
初のミニワンマン?ファンミーティング
【かれんと喋ろう!】

開場 13:00
開演 14:00
チケット料金 投げ銭+1プレート(ランチ、またはデザートからお選びいただけます)
出演  田なかかれん/ サポートGt. Ryo
場所 カフヱのちオンガク室(ホームページに飛びます)
ご予約はこちらより!
メールアドレスに飛びます

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場所 カフヱのちオンガク室(ホームページに飛びます)
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(3月はライブするのでよかったら来てね)

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