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私の病気 

今回は私が持っている病気と、罹患した過程をお話しします。
よかったらご一読ください。 

※汚い話もありますので苦手な方はご注意を


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全般性不安障害
混合性不安抑うつ障害

私が罹患しているのは上記の全般性不安障害、混合性不安抑うつ障害です。

2つ書いてありますが、主たるものは全般性不安障害です。
混合性不安抑うつ障害はたまーに出るくらいです。

また、精神障害者手帳2級も持っています。


🌀全般性不安障害とは?

ざっくりいうと、『人より数倍不安を感じやすい人』です。

多くの人が不安に思わない事に対して、過度に怯え、不安を感じすぎるあまりに、身体症状に現れてしまい、日常生活を送るのが困難な程までに達すると診断されます。


🌀混合性不安抑うつ障害とは?

うつと書いてあるのでうつ病と思われる方が多いかもしれませんが、厳密には違います。

これもまたざっくりいうと、うつ病と不安障害どちらも持ち合わせている病気です。

うつ病の症状である抑うつと、不安障害の症状がどっちも現れる病気ですが、うつ病と不安障害の診断基準に満たない時に診断されます。

私はうつ病よりはるかに軽いうつ病という感じの認識をしています。

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なぜ罹患した?

私の病状を話す前に、なぜ私が病気になってしまったのかを話します。


🌀小学校4年生: 人生最大のトラウマ

私がはじめて病気の存在を感じたのは小学4年生のときです。

この記事を見た人の中で、「え?早くない?その時から?」と思った方いると思います。

ここで大事なのは

診断されるかなり前から前兆がある人は多い

ということです。
では、話に戻ります。

小学4年生のとき、私はその日母、姉、私の3人で車に乗っていました。
どこに行こうとしたのか,なぜ車に乗ったのかは全く覚えていません。

運転席に母、その後ろの席に姉と私が座っていました。

そしてその日姉の体調があまりよろしくなかったのか、突然「気持ち悪い!」と言い出し、車内で嘔吐してしまいました。
車内だったこともあり、母はかなり激怒していました。 
(今も何故怒っていたのか、よくわかりません)

姉はかなり苦しそうで涙を流しており、母は激怒の声を出し、私は真隣で激しく嘔吐している姿を見て、それが頭から離れませんでした。 
それを目にしてから1ヶ月くらいは、ずっと吐き気があったのを覚えています。

その出来事が私の人生を大きく変えた、トラウマになりました。

しかしそれに気がつくのは12年後の話です。 


🌀大学2年生(2021年): 障がいが顔を出す

あのトラウマの体験から、小学校、中学校、高校と障害の前兆はなく過ごし、大学生になりました。

しかし、嘔吐ができなくなり、他人が嘔吐をする場面や吐瀉物も見れなくなり、嘔吐に対してかなり敏感になっていました。

吐くより死んだ方がマシ、と思っていました。

今はこうして嘔吐やそれにまつわるワードを見ても大丈夫ですが、当時はその文字を見るだけで吐き気を感じたほどです。

さて、大学2年生の9月、大学1年の頃から付き合っていた彼と別れ、その次の月の10月くらいから段々と不調が現れ始めました。
今思えば別れ方があまり良くなく、それでストレスが予想以上に大きかった気がします。

またそれ以前に、生理前の時にスーパーに売っている竜田揚げなどを食べ、食べ過ぎたからかその後アルバイトをした時に今まで感じたことのない激しい吐き気を感じ、バイトを早退しました。

吐き気を感じること自体ほぼなく過ごしてきたため、この時の吐き気が半分トラウマになってしまったこと、失恋したことのストレス、また大学やバイトのストレスなどが重なってしまい、段々と体調が悪くなり

大学2年生の3月、家から出られなくなりました。


🌀大学2年生(2022年): 嘔吐恐怖症と診断

家から出られなくなった話をする前に、大学2年生の1月には、車に乗ったら吐き気を感じるなど日常生活に支障をきたしはじめました。

そのため近くの心療内科へ受診したところ、「嘔吐恐怖症」と診断されました。

その心療内科は漢方を主に処方しており、しばらくは飲んでいましたが、病状は悪化していきました。

大学2年生の3月になると、何を食べても、というか何もしなくても胃もたれがし、食べたら夜中に胸焼けと吐き気で目が覚めていました。

また同時に、なんで自分がこんなに不調なのか、バイトに行かないといけないけど無理だ、休むのが申し訳ない、なんで吐くのが怖いのか吐いたら楽になれるのか、バイト中吐き気がして怖いなどを考え、抑うつ症状が出ていたと思います。

流石に胃の不調が続いたので、最初は内科を受診しました。

実は以前にも胃の不調で受診したことが何回かありました。
しかし、不調をきたすスパンが短かったこと、その時の内科の先生が私の話をよく聞いてくださり、その話の内容から「不安からくるのでは?」と判断され、抗不安薬をもらいました。

抗不安薬を飲んだ瞬間、今まであった胃もたれや胃の不調がすぐ改善しました。

この効き目にはかなりびっくりしたことを覚えています。
(即効性のある抗不安薬を飲んだというのもある)

かなり早めに病院を受診したので、実際に引きこもったのは2週間くらいでした。
その後は同じ内科の先生のところへ通い、抗不安薬を定期的にもらって飲んでいました。

ですが、薬をもらっても乗り物全般が乗れなくなり、外食もできなくなりました。


🌀大学3年生(2022年): 爆発的に怒る

大学3年生になると彼氏ができ、乗り物はまだ乗れませんでしたが、外食はある程度できるようになりました。

また吐き気もありましたが、薬でコントロールができていました。

しかし、時々彼氏に異常に爆発的に怒ることがありました。

実はこれは小学校低学年くらいからあり、親からも「あなたは変なところで異常に怒る」と言われていました。

私もその自覚はあったため、通院する内科の先生に話したところ、「精神科の先生に相談した方が良いね」となり

大学3年生の9月頃、精神科に転院しました。


🌀大学3年生〜現在: 全般性不安障害の診断と通院

精神科に転院した際、嘔吐恐怖症を罹患していたことなどを総合し

全般性不安障害と診断されました。

そして現在まで通院を続けていて、投薬治療をしています。


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いかがでしたでしょうか?

以上が罹患した経緯になります。

ほとんど自分語りになってしまったので、面白くないかもしれないです。

精神科の先生は当たり外れが多いのですが、自分の場合は患者の話をよく聞いてくれる先生に運良く出会えました。
(一番最初に行った心療内科は合わなかった)

今は投薬のみですが、今後は精神療法を受けてみようかなとも考えています。

では、大事なところのまとめです。


1.不安障害の片鱗は幼少期や児童期から現れる場合がある

2.トラウマ体験から診断されるまでに長い時間がかかるときがある

3.不安が日常生活に支障をきたすほど大きな存在になる

4.爆発的に怒る


私の経緯から伝えたいことは以上の4つです。

何故大事なのか、今後発信予定の投稿にその正解を載せますので、ぜひご一読ください。 

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

お身体にはお気をつけてお過ごしください。

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