2024年はじめの「たなかれいこの たべもの教室」、厨房には色とりどりの野菜たちが並びました。大根は、宮重大根に、赤大根、緑大根、黒大根まで。人参はいつもの人参に加え、黄色のきれいな人参も。ねぎは、赤ねぎ。どれも無農薬・無肥料自然栽培の生命力あふれる、見ているだけで元気になりそうな野菜たちです！

さて、今月は調味料で塩っけをおいしくとる献立。塩、味噌、醤油の基本調味料は、料理の味をととのえるだけでなく、体をあたためてくれたり、腸内環境を整えてくれたり、人間の生理作用には本当に様々なだいじな役割を担っています。

とはいえ、ただ塩辛いだけの料理は、そもそも舌が拒否してしまってあたり前。でも、たなかれいこ的料理は、たっぷり塩、味噌、醤油を使っても、たなかれいこ的調理法で素材の旨みを引き出すので、塩辛くはなりません！実際、鍋にジャーっと醤油を入れる様を見て、びっくりされる方もいらっしゃいますが…食べると、あら、おいしい！！となります。

大根の蒸し炒めは、醤油仕上げ。最後は何度も何度も、醤油差しから醤油を回し入れ、大根もどんどん醤油色に…。けれども決して醤油味にはなりません。じっくり蒸し炒めにすることで大根本来のおいしさと、それに煮干しの旨味が加わって、するするとお腹におさまる味わい。

さつま芋と長ねぎの蒸し炒めは、味噌仕上げ。こちらも、たっぷりの味噌を使いますが、田舎料理的な味噌味とは、ひと味もふた味も違う、ごはんにも、ワインにも合うような味わい。まさか調味料はみそしか使っていないとは、知らずに食べた方は分からないかもしれません。

白菜の煮物は、野菜は白菜だけ。塩をベースに醤油も少し。煮ることで得られる白菜の旨みプラス、昆布とかつお節の旨味も効いていて旨みの共演！調味料は塩と醤油だけとは思えないくらい深い深い味わい。

大根の細切りサラダは、オリーブオイルを使わないサラダ。塩をほんの少しと柔らかい酸味で味をととのえましたが、これで出来上がりではなく、手元で「さらに、ひと口ずつ醤油を加えて」召し上がっていただくスタイル。

料理というと、素材ばかりにフォーカスされがちですが、調味料こそだいじです。そして、日々おいしく塩っけの調味料をとりいれることができると、体も整っていきます。

特に寒い季節、塩っ気をじょうずに体に取り入れると、体があたたまって、元気がでます。今月も、召し上がった後のみなさまの顔が、ぽかぽかと芯からあたたまっているようでした。

　＊調味料は本物の調味料使うことが基本です。

＊＊１月の たなかれいこのたべもの教室　献立＊＊

　●大根の蒸し炒め 醤油仕上げ ごま添え
　●さつま芋と長ねぎの蒸し炒め みそ仕上げ
　●大根の細切りサラダ
　●白菜の煮物
　●もちきび入り５分搗きご飯

＜今月の使用食材＞
大根、さつま芋、人参、長ねぎ、白菜、ニンニク、揚げ、煮干し、昆布、かつお節、すりごま（黒）、オリーブオイル、醤油、みそ、海塩、白バルサミコ、もちきび、5分搗き米

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折々に畑から届くおいしい旬の食材を使うため
教室では月々の献立をあらかじめ公表していません。
ひと月おわりましたら、献立を公開しています。
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●教室の様子をまとめたアルバムもぜひご覧ください。

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たなかれいこの たべもの教室は
いつからスタートでも大歓迎です！

たべもの教室では「おいしく食べて美しく健康に」をトータルで学ぶことができます。毎月一度通っていただくことで無理なく、ゆっくり、たなかれいこ的調理法を学びつつ、実際にお料理を食べた後の体と心の変化も感じていただけるのが「たべもの教室」です。自分軸を持つと情報にふり回されず、心身が落ちきます。その近道は食べものに向き合うこと。
ご入会ご検討中の方は、まずは「お試し受講」でご受講いただけます。ご都合のつく日時でお申し込みくださいませ。

＜２月の開講日＞　*どのクラスも2時間半の教室です　　　　
　7日（水）13時～／19時～　　
　8日（木）13時～　　　　　
 10日（土）13時～　
＊コロナ対応ワクチンを接種した方のご受講はご遠慮いただいています。

「たなかれいこ的 料理のきほん」 講座も開講中です。
（２月・３月空席あり）

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