見出し画像

だからどうしたい?を待つこと

3歳を過ぎれば、言葉で自分の意思を表現できるようになってきます。

「のど渇いた〜」
「服が脱げない〜」

など、困りごとを伝えてくれます。
そこで必ず確認するのは、

「で、どうしたいの?」

いや、もうちょっと優しく言ってますよ。
詰問している訳ではないので。

最初は子供の先回りをしていたんですよ。

「のど渇いた〜」→「はい、お水どうぞ」
「服が脱げない〜」→「手伝ってあげるよ」

でもね。
幼稚園に入ることを見据えて、ちょっと変えました。
やってほしいことをちゃんと伝えようねと。

お水をください。脱ぐのを手伝ってほしいなど、
やってほしいことを教えてねと。

最初はどうやってお願いして良いかが話かからないから、状況を説明するしかできない。
だから、お願いの仕方を教えてあげる。

赤ちゃんの頃は、全部お世話をしないといけない。
一方で、気づくと子供は成長していて、今まで当たり前にお世話をしていたことが、しなくても良いようになる。

でも、そのことに親は気づいていない時がある。
お世話をする内容は変わるけれども、なんでもかんでも先回りしちゃう状態。

悪気は一切ないし、良かれと思ってついついやってしまうけれども、子供が自立するには、自立できるような支援が必要なんですよね。

だから、子供がわざと、服が脱げないふりをしていても。「あ〜のどが渇いたな〜」と白々しくアピールしていても。グッと我慢なのです。

で、どうしたいの?

子供の意思を待っています。

結構、じれったいけど。ガマンガマン。


もしサポートをいただけたら、子供のための絵本と、自分へのご褒美としてチョコチップクッキー資金に使います。