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20審判のカード逆位置、ペンタクルスの6正位置(2019年4月18日)

20審判のカード
20は2の系統です。2、11、20の流れです。

2は個性や資質に従って生きることを表し、11は反対にそこから飛び出し反抗的に未来を思い描くことを表します。
2は過去から続く産物を、11は未来へのビジョンを扱います。
20では過去や未来の時間の拘束を中和させてしまいます。

2は過去の産物という個性や資質、才能など、受け継がれ自分でもそれを自分だと思っているもの。
11は自分の枠を越えようと反抗的に未来を思い描こうとする意志。
これは時間の流れがあることを前提としています。
そしてこの時間の流れからは決して逃れられないと、私たちは思い込んでいます。

今ここにないものは、これからもないかもしれない。
今までできなかったのだから、これからもできるはずがない。

このような考え方は、過去から未来へ続く思い込みであり、決まりきった前提に基づいています。

20審判のカードは、過去や未来に拘束されず、思い込みに執着しなければ、あらゆるものを引き出すことができる、という意味です。

引き寄せの法則のように、阿頼耶識からどんなものでも引っ張り出すことができます。
カードの絵柄のように、ラッパを吹き続け、開くはずのないと思われていた硬い扉を開け、死者をも蘇らせる、というのが引き寄せの法則の神髄です。

強い目的意識をもち、あきらめずに叩き続けることで、思いを現実化することができるのです。

逆位置ですので、過去から拘束され、思い込みに囚われていると考えられます。

ペンタクルスの6
土の元素の6です。
土は輪郭を作ります。
お金や身体や資質、社会や個性などです。

6は呼ぶ、応える、の呼応関係です。
3に3が応える。
土の元素の6は、簡単に考えると物々交換です。
自分にふさわしい環境、身の丈に合った生活、資質への正当な評価、などが考えられます。

今日のサビアンシンボルは「落胆させられた大聴衆」です。
17:00から「天球の合唱隊が歌っている」になります。
「落胆させられた大聴衆」は、
周囲が思っている自分と、自分らしさの間に葛藤があるなら、
思い切って期待を裏切ってみると自分らしく生きることができ、本当の意味で周囲の助けが得られるようになる、という意味です。

審判のカードのラッパは逆位置のため上を向いています。
なにか逆らえない運命がのしかかってきているように、自分の意志は空虚なものになっています。
逆らえない運命だと思っているものを裏切って、まずは自分が今持っているものを確認してみるとよいでしょう。
必ずふさわしい対価を得ているはずです。
あるいはこれから得られるはずです。

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