今日は小アルカナのソードのナイトです。

ソードは風の元素を象徴し、意志や伝達、分割し統括する力を表します。
ナイトは人物カードでキングとクイーンの創造の場で、実際的な動きをします。
ナイトの指示のもとペイジは具体的な働きをします。

キングとクイーンは天と地をそれぞれ表し、創造の意図の源です。
ナイトは主体的生き方で、全体を見渡し指示をし具体的には動きません。
ペイジは受容的生き方で、指示を受けて具体的に活動します。

「人生はままならないもので、運命や社会に従うしかない」というのはペイジの生き方。
「人生は自分の足で歩くものであり、自分の手で創造するものだ」というのがナイトの生き方。

ソードのナイトは、意志の力を持って統率し目的に向かってまっすぐに進みます。

今日のサビアンシンボルは「ビーズを売るインディアンの女」です。
インディアンの女は自身の才能や魅力が、大地の力に根差した普遍的なものであることを知っています。
私たちはより大きなものの一部であり、例えば大地の子として大地の声を代弁しているに過ぎません。
自分自身の才能や魅力の源泉を知り、自信を持って自分を売り出すことができるという意味です。

ナイトは天と地の意志の代弁者です。
天と地の力のもとに自身の可能性が築かれていることを知っています。
天の父と地の母への愛着と信頼のもと、自分の意志を明確に打ち出し、目的に向かってまっすぐに進みます。