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1魔術師のカード(2019年4月25日)

大アルカナの1魔術師のカードです。
1の数字は始まりを表します。
まだどこで何が始めるのか決まっていません。
持っているものを活かして、受け取ったものを引き渡していく、上から下へ創造していく過程の始まりです。

動きが生まれるということは、環境に足を下ろしたということです。
その環境にあるものを使って、上から受け取ったものを創造していきます。
足を下ろした場所の力を使います。
それは大地の母のような土地のエネルギーとも考えられます。
地球に生まれてきた私たちは、地球のエネルギーと地球の物質を使って人生を創造していきます。

このように何かを始めるということは、足を下ろした環境やテーマ、目的に自分自身が組み込まれていくということです。
より上位の意識であるハイアーセルフから受け取ったものを創造していくのが、中央の軸に沿った生き方でしょう。
この創造の過程の縮小版が、日常の様々な場面に見て取れるはずです。
上に対して受け取る側、下に対して与える側、という構図です。
子会社の社長は、親会社に対して受容的で社員に対して能動的です。

今日のサビアンシンボルは21:00に「開いた墓の前にいる夫を亡くした妻」から「渓谷にかけられる建設中の橋」になります。
今日は「開いた墓の前にいる夫を亡くした妻」の日です。

家系的影響や遺伝的資質など、恩恵を受ける反面、自分という環境に縛られ可能性を活かせない場合もあります。
「開いた墓の前にいる夫を亡くした妻」では、自分らしさに安住することなく、自分の力を試したくなります。
持っているものすべてを捨て、自分の力で歩き始めます。

魔術師のカードが上から下へと創造の過程の始まりを表すように、今日のサビアンシンボルも、受け取った遺伝的家系的資質を、自分の力として活かすべく大きな一歩を踏み出そうとしています。


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