ワンドのクイーン(2019年9月18日)
今日は小アルカナのワンドのクイーンです。
ワンドは火の元素で精神性や創造性を表します。
人物カードのクイーンは、キングの意志を宿し創造性を育みます。
具体的で実際的な活動はナイトとペイジが受け持ち、クイーンはその土壌を与えます。
ワンドのクイーンは火を生む母、つまり創造の母を表します。
この人がいるだけで場が生き生きとし、アイデアが生まれる場を与えます。
また、芸術への理解と芸術家を育成する人などを表します。
今日のサビアンシンボルは、乙女座26度「香炉を持つ少年」です。
実際的なことの先にある、本質的な人間性に関心を抱きます。
仕事も家事もこなすことはできる、けれどそれは自分にとってどんな意味があるのだろう?と考え始めます。
現実的で実務的なことを続けるには「なんのために?」という大きな志が必要です。
その意味を教えてくれる存在を求め、生きた証である香りの足跡をたどります。
社会の中で与えられた役割を超えて、その仕事は自分にとってどういう意味があるのか思いを巡らせます。
香炉を持つ少年が、精神的な権威の後を追うように、本を読んだり、誰かに教えを乞うことを表します。
この少年が教えを乞おうとするのは、ワンドのクイーンでしょう。
精神的で創造的な大志を与えてくれる存在であるワンドのクイーンから、自分自身の生きる意味のヒントを得ようとします。
乙女座11度で少年は母の期待の鋳型にはまり、26度でより大きな母に従おうということです。
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