見出し画像

ソードの4逆位置、ペンタクルスのキング正位置(2019年4月26日)

小アルカナのソード4逆位置、小アルカナのペンタクルスのキング正位置です。

ソード4
ソードは風の元素で、思考や意志、判断を表します。
4の数字は、自分の属するより大きな場所から力を吸収することを表します。
ソード4は、カードの絵柄にあるように、どんなに一生懸命に根詰めて考えても、答えを得られなかったり判断できない時、ふと思考を止めるとたどり着きたかったアイデアが浮かぶようなイメージです。
眠りについたとき夢から様々な情報を得ることも同じです。
逆位置なので、力を抜いて大きなより所に任せることができない、思考を止めることができない、つまり自分の器の中から出られないような状態が考えられます。

ペンタクルスのキング
ペンタクルスは土の元素で、物質や資質、社会や個性を表します。
人物カードは意識状態を表し、キングは意図や意志設定を表します。
キングとクイーンは天と地、その間でナイトの指示でペイジが動きます。
ペンタクルスのキングはそのままのイメージです。
資本主義社会において意志設定ができる人物、大企業の社長のイメージです。
キングは設定はしても決して自ら動くことはありません。
思うままに動かす力を持っています。

今日のサビアンシンボルは21:40に「渓谷にかけられる建設中の橋」から「サマリアの女」になります。
今日は「渓谷にかけられる建設中の橋」です。
自分の世界にいるうちは安心も充実感もありますが、自分の未知の可能性を発揮することもありません。
自分の世界から一歩踏み出し、他者と関わっていくことで自分には何ができるのか、どんな才能や可能性があるのか知ろうとします。

ソードの4逆位置は思考や意志に自閉していく様子がうかがえます。
力を抜けばより大きな力に接触できるのに、力が抜けずに思考の壁は厚くなる一方です。
そこにペンタクルスのキングと出会うことで、思考や自意識の壁は崩れ、自分よりも大きな力に接触することができます。

サビアンシンボル「渓谷にかけられる建設中の橋」だけを考えると、単に「他者」とのコミュニケーションかと想像しますが、今日のカードは「自分よりも大きな者」との接触を表しています。
また、サビアンシンボルは前の度数から次の度数へと続くものなので、次の「サマリアの女」を考慮すると、やはり「自分よりも大きな者」との差異から自分の壁を超えることがうかがえます。
「サマリアの女」は新約聖書で差別されている民族の女として登場します。

ちなみに人物カードは、意識状態そのものとして読むこともあれば、そういう人物を示す場合もあります。
今日はそういう人物からの影響として読んでいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?