ワンドの8逆位置、ソードの4正位置(2019年4月6日)
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ワンドの8逆位置ワンドは火の元素。
8は溜め込み、圧縮、凝縮、力を表します。
7で走り、8でいったん止まり力をため込みます。
火の元素の8は、火の精神性、抽象的解釈の力が目的をもって集中していくということです。
逆位置は不足や過剰を意味しますが、精神性を重視し考えを凝縮させていくことは、行き過ぎると「個人的なこだわり」や「頑固さ」になっていきます。
そしてそれは自分の中の古い考え方となっていきます。
火の元素は目に見えない象徴性やビジョンを扱うので、ワンド8の逆位置はこだわりの先にたどり着けそうな何かを感じ取っているのではないでしょうか。
ソードの4正位置
ソードは風の元素。
4は眠りの場である家、心を育む場、より大きな力の源を表します。
人は眠ることで、より大きな場からエネルギーをチャージします。
風の元素は知識や意志、思考、判断を表します。
ソードの4はリラックスし自分の主体的な判断力が弱まったとき、自分の源流とでもいうべき鉱脈から知識を取ってくることができます。
今日のサビアンシンボルは「二人のしかめつらした独身女性」です。
女性の表す受容性が呼応し、能動的な内向として、自分の中で「もう一人の自分」と対話をする様子を表しています。
もう一人の自分との対話は、個人の主体的な意志が働いている間はできません。
受容によるこだわりの解消によって対話の可能性が開くということです。
ワンド8逆位置が個人のこだわりや固着した考えを表し、ソード4正位置が個人の主体的判断からより大きな源へ委ねることを表しています。
今日のサビアンが表す「受容的内向において対消滅的に心のこだわりが解消され、個人を越えた存在と対話が始まる」と意味を共有しています。
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