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8正義のカード(2019年6月19日)

今日は大アルカナの8正義のカードです。

8は蓄積し圧縮します。
7の上から下へと自動的に流れる勢いを食い止め、客観的な視点で自分の力として扱うようになります。

何かを追い求めひたすら走り続けるのをやめ、客観的視点と人生の主導権を握ります。

今日のサビアンシンボルは「破産宣告された男」です。
社会と自分の繋がり方に変化が生まれます。
それは自分自身が変化しているからに他なりません。
気がつけば、社会と自分との間のルールに縛られているものです。
例えば、生まれ育った環境、家族との関係、学歴、職歴、あらゆる人間関係。
自分らしくあろうとすればするほど、こういった過去の関係に閉塞していきます。
破産宣告された男は、この息苦しさに気がつき、すべてを手放そうとします。
こういった関係性が私たちを縛ろうとしているわけではなく、自分自身がそれに依存していたことに気づくのです。
内面のあり方が変わると、これまでの関係性は大きく変わり、より広い世界へ解放されていきます。

8の数字の「溜め込み」を考えると、破産宣告された男は「手放す」ので、反対のように見えます。
ただ8正義のカードが表す、客観的で主導的な判断力は何にも依存していません。
自動再生される自分らしさをいったん食い止め、それは「本当に自分にとって正しいことなのか」、「本心なのか」と冷静に判断しようとします。

破産宣告された男は、これまで当たり前に拠り所にしていたものを捨て、自分や依存していたものへの客観的視点と主導権を握るということでしょう。

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