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【LDL】福井旅行~②八木さんとのサウナ&バートーク~

福井旅行記番外編。

本編はこちら。

ホテル八木での夜は、八木さんとサウナ&バーを楽しみました。そこでお話した内容です。


1.ファミリー企業と子育て

お互い子ども3人の家族経営であり、八木さんからファミリービジネスの話がありました。

ファミリービジネスは日本が世界に誇る強みであり、ファミリービジネスマネジメントが世界から注目されているとのこと。

以前、金融機関から属人化や資産分離の部分において、家族経営の脆弱性について指摘されたことがあったため、ファミリービジネスに対して、自分事ながらマイナスのイメージがありました。

八木さんから勧められて見た上記動画では、「家業は限られた人にしか与えられていない切符」と、ファミリービジネスに対して、プラスとして捉えられており、勇気を頂きました。

確かに、事業承継という観点から、子供の頃からビジネスに触れることができるのは、自営業の良さであると思いました。

実際に、八木さんも私も子どもたちに仕事を手伝ってもらうことが多く、商売を体験する機会においては、他の子どもたちより恵まれていると思っています。

2.北陸新幹線延伸

3/16に北陸新幹線延伸により芦原温泉駅が開業します。

それに先立って芦原温泉駅前では駅ビルというハコモノが完成され、なかなか大変なことになってるみたいです(^_^;)

私からすると、あわら市は、駅開通にあたり温泉ホテルと関東方面のお客さんのハブ(広報も含め)をすればいいのであって、芦原温泉駅でハコモノを作る必要性を全く感じませんでした。

色んな利権がからんでのハコモノなのかなとお察しするとともに、長岡にも同様の状況が散見されており、まさに地方のハコモノあるある状態です。。

北陸応援割の対象期間は概ね3月中旬~4月中旬となりましたが、本来、閑散期である1月2月にやるべきであり、繁忙期である春休みを対象にする必要性を感じません。

これは新幹線開通時期に絡んでおり、福井県的には北陸応援割による観光需要を駅オープン時の集客UPにつなげたいようです。

行政にとっては、オープン時の賑わい(見栄)が大切かもしれませんが、地元の産業的には持続性が大切であるわけで、両者の乖離を感じざるをえないです。

ちなみにホテル八木的には、
 ・メイン顧客のファミリー層は、電車より車で来る方が多い
 ・関東のお客さんが新幹線で来るのに時間(3時間弱)もお金(約16,000円)もかかる

ことから、新幹線開通による影響は少ないのではないかとのこと。

まあ新幹線駅ができても魅力的でなければ誰も来ないし、新幹線に気を取られず粛々と付加価値を高めていくことが大切ですよね。

3.まちづくりと覚悟

サウナ後は、ホテル八木の社員寮をDIYして作られた「Bar Laugh」に案内してもらいました。

サウナ後のクラフトビールは体に沁みました(笑)

フルーツカクテルやノンアルコールドリンクが充実しているので、私のようなお酒が弱い人でもおススメですし、日曜日の夜なのにお客さんがたくさんいました。

ココはもともとホテル八木の社員寮でしたが、25歳の若者(しょーちゃん)がDIYして昨年秋にバーをオープンしました。

八木さんがなぜ25歳の若者にこの場所を貸したかは、きちんと自分の自己資金から初期費用を捻出し、彼の覚悟を感じたからだそうです。

まさに、まちづくりに必要なのは覚悟です。覚悟していない人は、覚悟した人には見抜かれてますからね~。特に異動のある業種の方々!(笑)

と、こんな感じで様々な話で盛り上がりながら、芦原温泉の夜を楽しみました。

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