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一念発起して手術するために入院した話。

こんにちは。
『心と身体の健康が第一』なキャリア構築と組織経営で健康寿命を延ばしたいライフデザイントレーナーの丹後友里です(@LDT_ytango0630)。

しばらくnoteの更新が滞ってしまいました。
実は(知っている方はご存知かと思いますが)今月8日から例の件で地元のそこそこ大きな病院で入院しています。

そう、ことの発端は今年2月の健康診断の結果が芳しくなかったことに遡ります。

その後、20代後半を最後に経過観察を怠っていた子宮筋腫が……

という事態になっていたので、

「控えめに言って、これはヤバい……(;゚Д゚)」

と心を入れ替え、今月の入院&手術に向けて春からホルモン分泌抑制の注射を打つなど事前の準備をしてきました。

今回のnoteはそんな私の入院生活についてお届けしていきます。


■ 医療体制がすごい

いや、これ普通なのかもしれませんが、私が入院している病院では日中と夜(翌朝まで)とで個別担当の看護師さんが日替わりでいます。

毎日朝起きると病状を聞きつつ検温と血圧を測りに来てくれて、
「今日の担当の○○です」
と必ず挨拶をして軽い問診を行ってくれます。
看護師さんは毎日同じではないですが、病棟勤務の看護師さんが日中と夜と入れ替わりで常に看護してくれています。

それとホスピタリティーが高いのか、皆さんどんな時もすごく丁寧な口調で対応してくれます。
何かあってナースコールを押すと、担当の看護師さんが来てくれるんです。
(中には事務作業的な方もいますが、働く価値観は人それぞれなので突っ込まないようにしています)

病院によって体制は様々でしょうが、そんな現状に、単純に驚きました。

それから9時半前後から回診が行われ、毎日お医者さんが問診しに来てくれます。
症状を確認しつつ、看護師さんが残した記録を見ながら今後の方針について日々話してくれるので、安心しながら入院生活を送れています。

私は今でこそこんなお世話になることはありませんでしたが、12歳までは難病・大怪我何でもしましたので入院のスペシャリストとしてそれなりに慣れたつもりでいましたが、今回はもう、逆・浦島太郎状態でした。




■ 手術は、無事成功

手術は7月9日 11:15頃手術室入り(自分で歩いて)でした。

手術前は術衣に着替えて、体温の保温が大事らしく持ってきた上着を着てベットの中でごろ寝待機。

その後、看護師さんに呼ばれて一緒に中に入りました。
すると迎えに来たのはオペ看のお姉さん。

「こんにちは!本日担当します○○です!(*^^*)」

はじける笑顔。超絶可愛かった( ゚д゚)トゥンク

その後「眠れましたか~」と心配そうに寄り添ってオペ室まで一緒に行ったのですが、あまり眠れなかったことを伝えると

「そうなんですか!?やっぱり、不安でした……?」

優しく、背中を、さすってくれて………!!!!!(悶)

かわいい×かわいいは正義ですね。
「隣の人のいびきがうるさくて」と困った顔を見せながら、内心オペ看さんの言動に阿鼻叫喚と身悶えてました。

そして、オペ室へ。
『ド○ターX』というよりは『ブラッ○ペアン』寄りなオペ室。
思った以上に簡素でさっぱりした空間でした。

手術台に乗ってから心電図やらを取り付けてもらい、麻酔科の先生に手術の流れを改めて説明を聞き、いざ背中に麻酔IN。

私が手術で使用したのは、

◎手術中に使う『全身麻酔』
◎手術後に使う『硬膜外麻酔』

の2種類で、まず最初に硬膜外麻酔の設置から始まりました。

①痛み止めを打つ姿勢を取る(背中を丸める)
②背骨に沿って専用の管を入れる
③管の中に麻酔を入れる

痛みは採血の時よりも痛くない感じでした(背中はもともと痛覚が乏しいですしね)。
『管や薬剤が入っていく時は背中が押される感じがする』とのことでしたが、本当にその通り。笑
なかなか面白い感覚でした!

その後仰向けになって説明を聞きつつ、マスク越しに全身麻酔用のマスクをつけられ、深呼吸をしている内に( ˘ω˘)スヤァァ


目が覚めたら、すべて終わっていました。


手術中何か夢を見ていた気もするんですが、目覚めると………

「………!!!!!
(こっ………腰痛ぇぇぇぇぇっっっ!!!!)」

まず最初に思ったのはそれでした(もちろんお腹の痛みもありましたが)。笑
私は反り腰なので、長時間仰向けでいるって辛いんですよね。

ですが、術後特に朦朧とすることもなく、病室に戻って

ある程度痛みが治まってからご報告。
無事事なきを終えました。




■ 術後は、熱中症になりかけた

術後は生理現象的に発熱するとのことで、手術当日も翌日も痛みと共に常に37.5~38.1℃の熱と共存していましたが、それも痛み止めと体位交換を上手いこと行うことで回避できていました。

手術翌日には、

とこんな感じで、午前中の内には談話室まで水を汲みに行くなど、歩けていました。

その後、何度か痛みでうなされたこともありましたが、基本的には順調に回復していました。

しかし、それよりもひどかったのは『室温』です。

さすがに手術後なので発熱はあったにしても……

これはひどかった。笑

「汗かいてますねー着替えますか?」
と言われはしたものの内心「そこじゃない!!!!」と思いつつ、氷枕を借りたり、濡れタオルで汗を拭くなど、夜中何度も目が覚めて悪戦苦闘していました。

最終的には病室に居られず、看護師さんに事情を説明して談話室にいてもいいか聞くと、

と空調がついてなかったことに気づいてもらい、ようやくつけてもらうことに。

今では快適に病室内に居られるようになりました。




■ 予後の回復に向けてやっていること

今回手術を受けて特に感じたことは、


整骨院時代でも患者さんにいたんですが、

「痛いから動かしたくない」

これは程度を間違えると悪化や長期化の原因になる、と改めて感じました。

その上で、私が術後4日間でしている・していたことは、

◎痛みが強い時は遠慮せず痛み止めを使う

◎使う痛み止めの中で『一番効果がある』薬剤を覚えておく

◎痛み止めを使う時は『自分が快適になれるタイミング』を考えて打ってもらう

◎関節の使い方を意識して動かす

◎身体のどこをどう使っているか感覚を確かめながら動かす

◎ ↑ を実践して身体が痛くない動きを理解する

◎体調次第で ↑ を意識して動く量を増やす

◎病室内のトイレを使わず、共用のトイレまで歩いていく

◎飲み物を買う時は、病棟内の自販機ではなく、2階にあるコンビニまで買いに行く

◎疲れを感じたら日中でも目を閉じて横になる

という感じです。

また、今回私の驚異的な予後の回復に貢献してくれたのは、電動式ベッドでした。笑

いや、これ、本当に大きな要素ですね。

手術翌日から手元にあるリモコンで寝たままベットを起こして『身体を起こしている』状態をつくれたのは結構大きかったなと思います。

『病気=寝たままでいないといけない』という感覚を無くしてくれるからです。

確かに療養で休むことは大切なのですが、しっかり休む時と少しずつ日常に戻していくための訓練をしないといけないからです。

一応退院後も2週間ほど自宅で療養する予定ですが、今看護師さんや看護助手さんがしてくれていることを、今度は自分でやらないといけません。

ですので、体調の波はあれど、極力回復に向けて身体を整えていく必要があると私は思います。




今回手術自体は生命の危険にさらされるような重たい案件でもないので、このくらいで済んでいるかもしれませんが、それにしても同じ病気で手術を受けた友人や同じ病気で入院している患者さんを見ている看護師さんから

「「丹後さん、めっちゃ優秀!!」」

とお墨付きをもらえる辺り、それなりに良い方なのかなと思っています。

日頃からいかに自分の健康に気を遣えているか。
完璧やアスリートを目指さなくていいんです。

日頃から抱えている不調を放置せず、工夫した生活を送ること。

改めてこれが大事だなと感じました。

入院生活も残り3日。
今週の土曜の朝には、病院を発ちます。

残りの入院生活も様子を見ながら、メリハリつけて過ごしていきます!