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波佐見インタビューで学んだマーケの話

先日、波佐見陶器まつりでLINE Pay導入を積極的に進めていただいた人気波佐見陶器ブランド『natural69』さんにインタビューに伺いました。

客層の世代は若くはないし、波佐見町のある長崎は都市に比べてキャッシュレスもまだ進んでおらず馴染みも深くはありません。様々なハードルがある中でも"お客様のメリット"を考え抜いて、今年初めてキャッシュレスが導入されました。『地方だからこそキャッシュレス』その想いは同じデジマの弓削さんがLFKブログで素敵な記事を書いてくれました。

そんなインタビューでマーケの視点でも勉強になることがあったのでnoteにまとめたいと思います。

LINEを導入するのはPRが目的ではない、必要以上にPRはしたくない

松尾さんの言葉で印象に残っているのがこの言葉です。理由は『必要以上にPRをすると、本当にいいものを見極められなくなる。お客様にとって本当にいいものを作り続けたいからお客様の自然な反応を大事にしたい』ということでした。なんとなく変にPRしすぎて人気がドンッとあがったものって長続きはしないよなっていう感覚はあったのですが、その理由の1つがこれなのかなと思いました。

LINEのPRの考え方の中でも「プロモーションは期間を圧縮するが、勾配は変えられない」という話があります。これも似た話で結局はサービスのレベルに応じて落ち着くところに落ち着く、だからこそ提供するサービスを一番に大切にしないといけないということを改めて感じました。

natural69さんの必要以上じゃないPR

natural69さんはオフィスに撮影スタジオを持っていました。そこで商品を実際にどのように使っていただけるのか、どんなメリットがあるのか、お客様にイメージしていただけるように自社ですべて企画して撮影をされているそうです。

また、今後は制作の過程、商品の企画などの情報もオープンにし、より密接にコミュニケーションをとり、一緒に商品をつくっていくような関係性を築いていきたいとのことでした。

いまPRに求められている情報発信

1つ目は、変に誇張はせずに等身大でPRする対象の良さ、届けたい人のニーズやメリットを1つ1つしっかりと考えて、その人に向けた発信コンテンツをつくること。誰かをきちんとイメージして、その人が本当にこのコンテンツを受け取って喜ぶのかを考え抜く。LINEはPR対象も様々な分、この点は気をつけなければいけないなと感じました。

2つ目はより多くの情報をオープンにしていくこと。サービスを始めようと思ったきっかけ、開発の過程、課題、ビジョン、日常、いろんな情報を発信することでストーリーでPRをする。それによって情報の受取手とより密接な関係をつくり、サービスを一緒に発信してくれる人ができたり、サービスを改善するアイデアをくれたりする応援団をつくることができる。これは元々やりたいと思ってましたが、改めてこの方向性が良いなと感じました。

LINE Fukuokaの魅力の発信でまだまだできていないことがたくさんあるので日々色々な方から学びながら精進したいと思います。一緒に発信していただける方いらしゃったらぜひお声がけください!また、こんな風に発信したらいいのになどアドバイスもいただけたら嬉しいです!

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