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減点法と加点法

友人の中に結婚・離婚を繰り返している
という人がいます。

今の時代、特に珍しいことではありませんし
どうこういうつもりはありません。


着目したのは…
この二人の性格やタイプについてでした。

彼は、温厚でよく気がつき律儀で分け隔てなく皆に優しく
言ってみれば…誰からも好かれるといった性格・タイプです。

つまり、同性から見ると「完璧」です。

一方でパートナーとなる女性も
明るく・優しいなど周りから見て特に問題は見当たりません。

こう見ると…この二人が「なぜ?」という疑問がわきました。

夫婦間のことは本人たちの問題で他人には理解できないこと
ということは十分に理解しています。
ですからここから先は私の偏見です。
他の方の参考になるとは思いませんのであしからず…

先ほど話したように客観的に外から見ると完璧に近い人。
きっとパートナーもそう感じていたと思います。

「なんでもできるまたやってくれる人」
という周りの評価通りということは…

始まるときに「100点満点」の存在です。

結婚生活というのは…
日々積み重ねていきます。

体調の悪いときもあれば気分ののらないときがあって当たり前です。
いつもできていることができない時もあるはずです。

となると…
できないと持ち点の100点から差し引かれます。
これが年数を重ねた時、気づけば平均点を下回る
という可能性が高くなるのではないかと思うのです。

これは減点法なので…
維持するのは大変な努力?無理?が強いられます。

一方で私のような足りない人間に
妻も期待しておらず…「0点」良くても「20点」くらいでしょうか?

こうなると、何か1つでも想定外ののことをすると…
加点されます。

スタートが0点でも日を重ねると
平均点に近づくということになります。
先ほどの彼に比べれば全然できていないのに…

よく釣った魚にエサをあげない
などという表現もありますが…

やってあげることに喜びを感じ
無理なくできる人以外は
気に入ってもらうため・好きになってもらうために
無理して満点を取らない方が良いのです。

無理なくありのままの自分でいれるかが
カギになると感じます。

相手が減点法で採点するか
加点法で採点するかは
それまでの自分の行動によります。

こういう意味でも完璧は目指さない方が良い
と感じます。

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